注水はなくせる!
工場では、日々さまざまなポンプが活躍しています。
とくに固形物が含まれる液体を扱うスラリーポンプの分野では、ユーザーによって無限とも言えるさまざまな条件が重なっているので、少しでも耐久性を上げたりコストを下げられることがとても重要になります。
その中で今回注目するのが、外部注水です。
スラリーポンプには外部注水必須?
多くのスラリーポンプでは、軸封部からの漏れを防ぐために、外部から水を注入しています。
この外部注水は、漏れを抑えたりシール部分を冷却するために効果的な方法の一つですが、これには多くの課題があります。
たとえば、注水に使う水をどうやって持ってこれば良いか、注水ポンプをどうするか、注水配管をどうするか、電磁弁の取り付けと制御をどうするか等々、計画段階でいろいろな課題が出てくるのです。
もちろんこの設備にはそれなりのスペースとコストが必要なので、どうしても、設備全体の効率を損なう可能性も出てきてしまいます。
注水をなくせばコストが下がる
でもじつは、このような外部注水がいらないポンプも存在します。
そのひとつが、みつわポンプの「シールセルポンプ」。
軸封部は、一般的なグランドパッキンではなく、ダブルメカニカルシール構造。
機械的に漏れを抑える構造なので、漏れは極小です。
さらにこの構造では、二つのシールの間にオイルを充填していて、このオイルでシールの潤滑と冷却を行います。
この構造を採用しているので、みつわポンプに外部注水は不要。
もちろん、外部注水につきもののいろいろな課題やコストが削減できるということでもあります。
注水設備があればコスト削減できる
これは逆に、外部注水をしているポンプがあれば、コスト削減の余地があるということでもあります。
たとえば、外部注水をなくせば、以下のようなコストが削減できます。
みつわポンプでは、この外部注水不要のスラリーポンプを多数ラインアップ。
お客様の用途や移送液に合わせて鋳物製、高クロム鋳鉄製、ゴム製等取り揃えていますので、外部注水でお悩みの方やコスト削減をしたい方は、ぜひ一度みつわポンプへご相談ください。
▼みつわポンプのスラリーポンプ▼