みつわマンと学ぶ、遠心渦巻きポンプ
サブロー：みつわマン、学校で「遠心力」を習ったんだけど、これってポンプと何か関係ある？
みつわマン：いい質問だね！じつは、遠心力はポンプ・・・とくに、遠心渦巻き型ポンプの大事な原理の一つなんだ。遠心ポンプは、インペラーっていう部品が回転して液体を押し出すことで動くんだよ。
サブロー：インペラーってどんな見た目してるの？
みつわマン：インペラーはね、扇風機の羽根のようになっていて、ちょっとした風車みたいなものだよ。回転することで液体を吸い込んで、それを押し出すんだ。そして、その液体はポンプのなかを通って、速度が徐々に落ちて圧力に変わるんだ。
サブロー：へー！なんか、難しい！でもそもそも、どうして遠心渦巻き型ポンプを使うの？
みつわマン：いいところに気がついたね！このタイプのポンプは、とくにたくさんの水を送る必要がある場所や、水を高い場所や遠くへ移送したい時にとっても役立つんだ。でも、粘り気のある液体を扱うのは苦手なんだよ。
サブロー：なるほどー。じゃあ、川の水を吸い上げるときとかに使えるのかな？
みつわマン：それは、自吸式ポンプの出番だね。じつは普通のポンプには、下の方から水を吸う力はないんだ。だから、ポンプより下にある場所から水を吸い上げるためには、自吸式のポンプが必要になるってこと。これには液体と気体を分離できる特別な能力があるから、なにもしなくても水を吸い上げることができるんだよ。
サブロー：へえ、自吸式ポンプってすごいんだね！でも、こうやっていろいろ聞いてると、ポンプを選ぶのが大変そう・・・。
みつわマン：ポンプを選ぶ時は、何に使いたいか、どんな液体を移送したいか、どれだけの量や距離が必要かを決めておく必要があるよ。でもある程度わかれば、ポンプメーカーに聞くと相談に乗ってくれるから、わからなくても相談してみるといいかもね。
サブロー：そっか、ポンプのプロに聞けば、間違いないよね。
みつわマン：そういうこと。もしサブローくんのパパがポンプで困っていたときは、ぜひぼくに相談してみてね。
今日は、遠心渦巻き型ポンプがどのようなものかを学びました。
次回もお楽しみに！
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