WiFiがない機械にアラート機能をつけられるIoT
「工場のゲートがたまに止まって困っている」「Wi-Fiがないところの機械がよく壊れる」など、ちょっとした困りごとを抱えている方は多いはず。
今回はそんな悩みを解決する、手軽に設置できる警報サービスをご紹介します。
ネットにつながっていない機械の悲鳴
いまやほとんどどこへ行ってもスマホが使えます。
でもそれは、人がいるところでの話。
いつも人がいないゲートやWi-Fiが届かない工場のはしっこにある機械は、インターネットにつながっていません。
つまり、人が行ってみないことには、たとえ故障していても気づくことができないということ。
出入りゲートや工場の端にある排水処理場のポンプなど、ふだんは気にしないけど、止まったら止まったで困る機械はじつはたくさんあって、「いざ故障したときに困る」ということは多いはずです。
もしこんな機械たちの悲鳴を聞けるサービスがあれば・・・もしかすると、突発作業が減って、あなたの仕事がラクになるかもしれません。
電池を入れて取り付けるだけ!簡単設置で後付け警報アラート
このようなシーンで使えるのが、みつわポンプの「RANDX」です。
電流センサーと振動・温度センサー(振動・温度センサーは開発中)の2種類があるので、必要に応じてセンサーを選べます。
そして、RANDXの一番の特徴は、センサー自体が通信システムを持っていること。
さらに、通信システムは設定済みなので、電池を入れて取り付けるだけで、あとは自動的にデータがクラウドに送信されます。
設置はたった1分。
カンタンに設置できます。
あとは、設定しておいた閾値を超えたり下がったりしたときに、メールでアラート(スタンダードプラン以上)。
いままでインターネットにつながれていなかった機械たちも、RANDXで気軽に警報アラート機能(メール)をつけることができるんです。
もちろん、遠隔で状況を見たいときも、インターネットがつながるパソコンやタブレットがあれば、いつも使っているブラウザソフトで状況確認ができます。
ゲートの監視、ポンプ監視、街灯監視・・・いろんなケースで使えます
RANDXは、この導入しやすさから、いろいろなシーンで活躍します。
例1:ゲートの監視
工場のゲートにRANDXの電流センサーを設置することで、ゲートの開閉状況を監視できます。
ゲートが正常に動作しなくなった場合、電流値の過剰な上昇や減少で、すぐにアラートが送信することができます。
例2:排水処理場のポンプ監視
排水処理場のポンプにRANDXの電流センサーを設置することで、ポンプの稼働状況を監視できます。
排水ポンプでは、ポンプ以外の原因でポンプが止まることがあります。
そのひとつが、配管の閉塞。
異物混入で閉塞してしまったときは、電流値の低下や振動値の減少から、警報アラートで早期対応が可能です。
例3:太陽光発電システムの異常検知
屋外に設置された太陽光発電システムの発電量低下を、RANDXの電流センサーを使うことで、いち早く検知できます。
太陽光発電は、インターネット環境のない場所に置かれていることが多いため、こういった後付けアラート機能が活躍します。
例4:駐車場ゲートの開閉監視
屋外にある駐車場ゲートにRANDXの電流センサーを設置し、開閉状況を監視できます。
電流が異常に下がっているときにアラートを出せれば、ゲートの故障なども早く対処することができます。
例5:街灯の点灯監視
街灯にRANDXの電流センサーを設置し、点灯状況を遠隔監視。
球切れでの消灯は、下限アラートで早く気づけます。
また、電力会社への請求との差異確認など、従来は人手に頼っていた作業の効率化にも使えます。
止まったら困る機械に
RANDXは、専用のネットワーク回線を使っていることから、手軽に設置できます。
同時に、いざというときの警報アラートとしても活躍するので、「普段は気にしないけど、止まったら困る機械や設備」がある方は、ぜひ一度みつわポンプへご相談ください。
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