ガラス加工工場の安全対策
今回は、ガラス加工工場での安全対策事例をお伝えします。
ガラス加工工場では、高温や強酸のような危険な材料を取り扱っている場合が多く、安全対策は従業員の命を守るためにとても重要になってきます。
ガラス加工工場で安全対策を検討しているという方は、ぜひ読んでみてください。
安全に扱う必要がある移送液
ガラス加工工場では、高温の強酸(pH1、最大60℃)を用いた工程が存在します。
当然このような強酸を移送する際には、ポンプの品質と安全性が大事なポイントになります。
とくにポンプの軸封部からの液漏れは重大な事故につながる可能性があるため、適切な防止策が求められます。
あるガラス加工工場では、軸封部がグランドパッキン方式のポンプが使用されていましたが、この方式は液漏れが多く、安全対策としては不十分でした。
ダブルメカニカルシールで安全対策
そこで、みつわポンプはダブルメカニカルシール方式のポンプを納入させていただきました(みつわポンプはダブルメカニカルシールが標準です)。
ダブルメカニカルシールで軸漏れを激減させて、労働環境の改善に協力できた事例です。
もともとグランドパッキンは、漏れる箇所に詰め物をして移送液を徐々に漏らしながら使うもの。
液漏れ前提で使うものなんです。
これに対してメカニカルシールとは、機械的に漏れを最小限にして止めているもので、グランドパッキンに比べ液漏れはかなり少なくにじむ程度です。
※液漏れを完全にシャットアウトすると、軸封部がすぐに焼き付くため、完全に止めることはできません。
みつわポンプが採用するダブルメカニカルシールは、このメカニカルシールがふたつあるシール方式。
つまり、ダブルで安全対策ができるということ。
これにより、液漏れが大幅に抑制され、工場の安全性が向上します。
安全対策は企業イメージアップにも
ダブルメカニカルシールの採用は、単純に液漏れを防止するだけでなく、より一層安全な作業環境を確保するための重要なステップになります。
従業員が危険な材料を扱う際の不安を軽減し、労働者の安全を最優先に考える企業の姿勢を示すことができます。
また液漏れの防止は、コスト削減や、プロセス効率を向上させることにもつながります。
液漏れがなくなると、それによる清掃や修理の時間が大幅に減少し、その結果、全体の作業効率が向上するからです。
ガラス加工工場で安全対策をお考えの方は、ぜひダブルメカニカルシールを採用したみつわポンプへご相談ください。
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