自動化ではじめてつまづく課題 スマートファクトリー#3
スマートファクトリーについていくつか配信してきましたが、最後となる今回は、自動化のステップで一番はじめにつまづく課題と、その解決策についてお話ししていきます。
▼#1 夢物語じゃない全自動化▼
▼#2 現代工場の現在地▼
ステップアップの第一課題
効率化し、生産性を上げて競争力強化を図るためのスマートファクトリー化のステップには、前回お話ししたように5つの段階があります。
そして現在は、第1段階・第2段階の少し機械を使って効率化を進めている工場がほとんどかと思います。
第1段階から第2段階へのステップアップは選択肢もあり、導入も比較的簡単です。
問題となるのは、第3段階:条件付きの自動化へステップアップするときです。
このステップアップを目指すときの第一関門となるのが、既存機械の見える化。
古い機械の状況を確認できるようにすることです。
最近では、WiFiでつながったエアコンやテレビのように、機械自体にインターネットに繋がれた機械も出てきていますが、工業機械ではまだまだ。
そもそも、何年、何十年と使っている機械が多いため、インターネットはおろかいまだにフロッピーディスクが使われている機械もたくさんあります。
たった1分でポンプがネットにつながる
わたしたちのようなポンプもそのひとつ。
水を使う工場では多くのポンプが使われていますが、ポンプが動いているのか止まっていのるか・・・目視で判断している工場もたくさんあります。
そこで、ポンプをカンタンにモニタリングできるツールがあります。
それが、みつわポンプの「RANDX」です。
1台1台が直接基地局と直接通信
RANDXは、スマートフォンなどと同じように、WiFiやインターネット環境がなくても電波さえ届けばデバイス自らが直接基地局と通信します。
このため、既存のポンプにRANDXを取り付けるだけでポンプがネットにつながり、電流値や振動値・温度を自動で収集することができます。
電池を入れたらデータはクラウドで自動蓄積
RANDXは既に設定済みの状態で出荷されるため、電池を入れてセンサーを取り付けたら、すぐにデータが自動でクラウド蓄積されます。
設置時間はたった1分。
一度蓄積されたデータは、インターネット環境さえあればいつでもどこでも閲覧出来るので、現地まで行くことなくポンプの状態を把握出来ます。
スマートファクトリー化のステップアップでお困りの方は、ぜひ一度みつわポンプへご相談ください。
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