みつわマンと学ぶ、工場とポンプ(セラミックコンデンサー工場編)
みつわマン「こんにちは、みつわマンです!ポンプが気になってるって聞いたんだけど、なにが知りたいのかな?」
サブロー「みつわマン、この前小学校で電子部品を作る工場を社会見学をして来たら、似たような機械がいっぱいあったんだ。工場の人に聞いたら「これはポンプだよ」って教えてくれたんだけど、そもそもなんで工場にポンプが必要なの?」
みつわマン「いい質問だね!工場と言ってもいろんな工場があるんだけど、そのなかで食品工場とか、サブローくんが行った電子部品工場とか、水を使う工場がいっぱいあるんだ。
そこではたくさんの水を使うから、その分いろんな水や液体が出てくる。その出てきた水や液体をきれいにするため、そして場所から場所へ運ぶためにポンプが必要なんだよ。
ちなみに、電子部品工場では、みつわポンプのシールセルポンプとラバーセルポンプが使われていることが多いんだ。」
サブロー「なるほど~!そのシールセルポンプとラバーセルポンプってどう違うの?」
みつわマン「その違いは、それぞれがどういう液体を扱えるかによって変わるんだ。
シールセルポンプは鉄製で、よくある工場排水を扱うのに適している。
もうひとつのラバーセルポンプはゴムライニング製で、ちょっと変わった液体にも対応できるんだよ。たとえば、メッキ排水や工程排水と呼ばれる、特殊な液体を扱う場合はラバーセルポンプが選ばれるんだ。」
サブロー「なるほどね、ラバーセルポンプってすごいんだね!でも、そのメッキ排水とか工程排水ってなに?」
みつわマン「メッキ排水とは、金属にメッキをするときに使った水のことだよ。特殊な成分が含まれていて水に触れる部分が壊れやすくなってしまうから、それに耐えられるポンプが必要なんだ。
工程排水は、工場で部品を作る過程で出てくる水のこと。これも同じように変わった液体だから、ラバーセルポンプの出番なんだ。」
サブロー「わあ、ラバーセルポンプってすごい!でも、シールセルポンプも大事なんだよね?」
みつわマン「そうだよ、シールセルポンプもとても大事。シールセルポンプは特殊な液体じゃなくい排水を移送するため、工場のいろんなところで活躍しているんだ。」
サブロー「ふーん、なるほどね!みつわマン、今日は本当に勉強になったよ!ありがとう!」
みつわマン「どういたしまして。どんな質問でも答えるよ。また何か気になることがあったら、遠慮なく聞いてね!」
▼ゴムライニング製のスラリーポンプ▼
▼鉄製のスラリーポンプ▼
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