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海水も送れるポンプ、あります。
海水の移送は、多くの企業や施設にとって頭を悩ませる問題です。
海水の塩濃度は約3.4%。
この濃度は、一般的なFC製ポンプを短期間で腐食させてしまうほど高いものです。
さらに、海水にはゴミなどの浮遊物や小さな固形物が含まれていることが多く、ストレーナーなどを使っても完全に除去することは難しいため、汎用のポンプを使うと、早期故障の原因となることがあります。
そこで今回は、このようなケースで活躍するポンプをご紹介します。
海水移送の2つの課題
冒頭にもあった通り、海水移送の課題は2つ。
①塩濃度による高い腐食性と、②どうしても入ってくる固形物です。
難しく見えるこの課題も、じつは同時に解決できるポンプがあります。
それが、みつわポンプのゴムライニング製ポンプ「ラバーセルポンプ」。
①耐腐食性の高いゴムライニング
このポンプは移送液が通る部分がゴムライニングになっていて、塩濃度の高い液体にも高い耐腐食性を発揮します。
②セミオープンインペラーで小さな固形物にも対応可能
みつわポンプはスラリーポンプメーカーなので、小さな固形物はお手の物。
「ラバーセルポンプ」のインペラーは、セミオープン型で一定の固形物(直径約4~9mmの固形物)にも対応できます。
つまり、海水中に含まれる小さなゴミや浮遊物に強く、安定した運転が可能だということです。
水族館で長年使用されるメンテナンス性も
海水の移送は、おもに海岸周辺の設備で使われています。
たとえば、水族館。
当たり前ですが、館内の魚たちのためには海水が必要です。
この海水移送でも、「ラバーセルポンプ」を長年使用いただいています。
そしてラバーセルポンプは、メンテナンスのしやすさもウリのひとつ。
配管をつなげたまま主要部分のメンテナンスができるバックプルアウト方式なので、オーバーホールや修理のときも作業時間が短縮できます。
魚たちの健康ケアのために時間を使いたい水族館の職員の方々にとって、ポンプメンテナンスの時間が短縮できることは重要なポイントです。
海水移送ポンプでお困りならご相談ください
このように、海水の移送には多くの課題があります。
もし、「海水移送ポンプのメンテナンス頻度が高くて困ってる」という方は、ぜひ一度みつわポンプへご相談ください。
▼海水も送れるゴムライニング製ポンプ▼