このポンプにも起きるの!?盲点の凍結
環境保全のため、産業廃棄物処理場では、日々さまざまな液体が処理されています。
液体を使うということは、もちろんポンプが必要。
ということで今回は、産業廃棄物処理場で使われるポンプに起きる突然の凍結を回避する方法についてご紹介します。
管理するポンプがたくさんある
一般的な産業廃棄物処理(中間処理)は、下のようなフローになっています。
この図の「P」はすべてポンプ。
このようにいくつも使われているので、ポンプを管理する工務の方は、日々メンテナンスに追われています。
そこで困るのが、ポンプの突然の停止。
たとえば今のような寒い時期には、凍結という問題があります。
盲点の凍結
水を送るポンプは、当然凍結に注意する必要がありますが(寒い時期にはポンプ内の水が凍ってポンプを破損させないように水を抜いておく必要があります)、意外と盲点なのが注水ライン。
一般的な外部注水を使うポンプで、寒い時期に注水ラインが凍結してしまうのです。
注水ラインはポンプの軸封部に直結しているので、そのままポンプが稼働すると、たちまち軸から液漏れが起きてしまいます。
「大変だ」とポンプを止めて、それと同時に排水処理が止まってしまうという悪循環・・・。
稼働がストップする、修理費用がかかる、メンテナンス時間がかかる等々、大ダメージです。
凍結する注水ラインなんていらない
この課題に対応するのが、みつわポンプの「シールセルポンプ」。
このポンプは、軸封部にオイルを封入して潤滑に使っているので、そもそも注水ラインがいりません。
もちろんオイルも凍ることはあるのですが、0℃で凍ってしまう水に比べて、オイルの潤滑性能が落ちる温度は約-25℃。
ここまでの差があれば安心です。
つまり、シールセルポンプを使えば、寒い日に「いつの間にか注水ラインが凍結している」なんてことがなくなるということです。
注水ラインがあるならみつわポンプへ
廃酸や廃アルカリ、曝気槽汚泥や沈殿槽汚泥など、産業廃棄物処理では、さまざまな移送液に対応する必要があります。
シールセルポンプではステンレスポンプ製のラインナップもあるので、耐久性も問題ありません。
注水ラインがある場合は、凍結が起きる前に一度みつわポンプへご相談ください。
▼注水不要のスラリーポンプ▼
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