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溶ける心配はもう不要?社外でも温度監視できるIoT

チョコレートや乳製品、卵など、温度変化によって品質が劣化しやすい食品はたくさんあります。
最近では冷蔵・冷凍便で届けてくれる運送会社も多いので安心ですが、まれに「届いたものが溶けていた」「傷んでいた」なんていうトラブルも耳にします。

こうした事態を完全に防ぐことは難しいものの、運送中の製品温度を監視できるIoTサービスがあります
とは言っても、ユーザーにお届けする荷物を管理することは難しいのですが、原料を最終製造メーカーへ移送するなど、食品メーカー間での移送で使える可能性のあるIoTです。


温度を監視できればリスクが減る

食品の品質管理は、消費者の安全・安心を守る上でとっても重要
とくに温度変化に敏感な食品は、適切な温度管理ができていないと、食中毒のリスクも高まるからです。

ただ、食品メーカー内での温度管理は徹底していても、社外に出た時点で管理は難しくなります。
とくに、運送では通信網もないため、しっかりとした運送管理を願うだけです。

もちろん通常のIoTセンサーで温度監視するという手段もありますが、そうなると、外で使える携帯回線とつなぐ何らかのネットワークや機器が必要になってきます。
スマホはわたしたちの身近にあるものの、スマホ自体が高い上に、こういった携帯回線と通信できる機器を作るのは結構コストがかかります。

社外でも専用回線で通信できる

こんなときに使えるのが、現在開発中のIoTサービス「RANDX-VT」です。

「RANDX-VT」は、センサー自体が専用の通信回線を持っています

WiFiじゃない専用通信回線

つまりWiFiは不要なので、社外に出て運送中であってもデータを送信することが可能だということ(場所によっては通信できないこともあります)。

専用回線の人口カバー率は95%。
スマホキャリアには劣りますが、ひとつの基地局がカバーできるエリアが広い、IoT用の特殊な通信回線を使っているんです。

クラウドベースで簡単管理

近接温度センサーが1時間おきに表面温度を計測し、データをクラウドへ送信。
温度変化はグラフで確認できます。
クラウド上でデータ閲覧ができるので、専用ソフトもいりません。

アラートで早期対応が可能

さらに、設定温度を超えた場合、アラートメールを送ることもできます。
万が一設定温度から逸脱した場合は、お客様の元へ届く前に対応できる可能性が上がるということ
あるいは、届いたあとでもすぐに連絡を入れて代替品を検討するなど、早期に対応できる可能性が広がります


RANDXのセンサー自体は基本的に回収が必要という注意点がありますが、うまく運用すれば、長く使い続けることができます。

ネットがなくても監視ができる

専用回線を持っている「RANDX」は、橋梁やトンネルなどの構造物やパイプラインの監視など、このようなケース以外でもいろいろな活用方法があります。

また、今回ご紹介した「RANDX-VT」は開発中ですが、電流を測る「RANDX-C」はすでに提供開始しています。
「こんな使い方できないかな?」ということがあれば、ぜひ一度みつわポンプへご相談ください

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