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イーネットワークシステムズ×小田急電鉄 オンラインイベントレポート!

こんにちは。広報のE.Kです。

8月21日に、小学生を対象とした夏休みのオンラインイベント「この2時間で自由研究が終わる!? 親子で学ぶ環境とエネルギー」を実施しました。
魅力的な地域づくりに寄与するため、小田急線沿線を中心に「小田急でんき」「小田急ガス」を提供する二社(小田急電鉄株式会社・当社グループの株式会社イーネットワークシステムズ)で共同主催したこのイベント。

「子どもたちにも『環境』や『エネルギー』についてより身近に感じてもらいたい!」
「親子で楽しみながら学べるコンテンツを提供したい!」
「夏休みも仕事で忙しいパパやママの助けになるよう、どうせなら参加するだけで自由研究が完成するオンラインイベントを実施するのはどうだろう?」...と、
コロナ禍でなかなか出かけられない夏休みを過ごしている皆さんに喜んでいただけるイベントにするためにはどうしたらいいか、運営メンバー一同で知恵を絞って準備しました。

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入れたいトピックスは色々あったのですが、子どもたちにも現在の地球が置かれている状況を知ってもらい、SDGsや環境問題、エネルギーについて興味を持ってもらうきっかけになれば…との思いから、タイトルは「親子で学ぶ環境とエネルギー」に決定!具体的には下記3つのプログラムを提供することになりました。

① SDGsって何?
気候変動を含む様々な課題に対しての目標であるSDGsの基本から学ぶことができるパート。どのような課題があるのか、なぜ取り組まなくてはいけないのか、ワークショップやディスカッションを通じて現状を把握しながら「自分ができること」を考えます。

② 地球温暖化について
普段私たちはどのくらいのCO2を排出しながら生活しているの?このまま温暖化が進むとどうなってしまうの?誰もが日常的に使っているエネルギーについての知識を深め、気候変動という大きな課題を自分ごととして捉えられるきっかけをつくります。

③ 鉄道の電気と点検作業
小田急線の安全運行を支える電気保守係員が講師として登場し、電気で電車を動かす仕組み、日々の点検作業や使用する道具などを紹介するほか、夜間に電気設備の点検・保守作業で活躍する「軌陸車」についてもご紹介します。

一方的に話を聞くだけだと退屈してしまうので、クイズやディスカッションを取り入れたり、事前にダウンロードできるレポートの原紙と貼り付け用の素材を配布しておいて、イベントの中で切り貼りしてもらったりと、なるべくインタラクティブなプログラムになるよう意識した設計に。

私自身も一児の母なのですが、自分の子どもはまだ4歳。小学生を対象とした場合、どのくらい噛み砕いた内容であれば伝わるのかイメージがしづらい部分もあり、本番前に弊社取締役のお子さん二人に実際のプログラムを体験してもらうリハーサルを実施しました。取締役ファミリーのご協力のおかげでレポート作成の所要時間や進行の仕方など工夫するべき点がクリアになり、細かいブラッシュアップを重ねて本番に臨むことができました。(二人とも本当に可愛くて、個人的にめちゃくちゃ癒される時間でした…)

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投影用資料の1ページ。素材を貼り付ける場所がすぐわかるよう、常にガイドを表示させるなどの工夫も。

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Zoomを繋ぎながら実際にレポートを作成してくれている様子。

そして迎えた当日。約25組の皆さんが参加してくださいました!最初は緊張した様子だった子どもたちも、イベントの進行とともに徐々にリラックスした表情に。笑顔やリアクションもたくさん見られ、とても嬉しい気持ちになりました。
私は進行を担当させてもらったのですが、リハーサルの時と同様、子どもたちが一生懸命考えたり、レポート作成に取り組んでいる姿が本当に可愛くて微笑ましくて…。
小田急さんの担当パートでは、電車に関するクイズや普段見ることができない「軌陸車」の登場にみんな楽しそうに目を輝かせていた様子が印象に残っています。

イベント終了後に実施したアンケートでは作成したレポートの画像と感想をお寄せいただいたのですが、レポートのクオリティにびっくり。本当に2時間でレポートを完成させてくれた子どもたち、すごい!と感心しきりでした。

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参加者の皆さんが送ってくださったレポートの一部。
同じ素材でも、それぞれの個性が光る素敵な仕上がりに!

保護者の皆さんからのアンケートにもたくさんの嬉しいお声をいただき、運営一同、喜びを噛み締めながら一通一通大切に読ませていただきました。少しだけご紹介させていただきます!

・初めは、低学年には少し難しいかなと思ったのですが、電車好きでSDGsにも興味を持っていたので、思い切って参加させていただきました。声をかけていただきながら進めてくださったおかげで、終了時には満足そうでした。鉄道の電気では、なかなか見ることができない軌陸車について学ぶことができ、直接質問やお話ができて嬉しかったです。

・同世代のお友達とリモートで一緒に学べた経験は貴重で、難しいSDGsについても身近に取り組めることを知る良い機会になりました。また、鉄道の電気の流れや、取分け軌陸車の作業の様子や子ども達の質問への丁寧で優しいご回答に、親子共々嬉しく感謝しております。

・普段なかなか学校では深く学ぶことが出来ない大切なテーマを分かりやすく教えていただき、資料データもご用意いただきありがとうございます。仕事がフルタイムで忙しいので、このような自由研究イベントを企画していただき、本当に感謝しております。今後のイベントも楽しみにしております!

・自由研究のお手伝いをいただきまして助かりました。テーマも話題性があり、2時間で手作り感あるレポートができてしまう素晴らしいアイデアだと思います。2年生なので少し難しかったようですが、背伸びして何とか付いていきました。小田急でんきさんならではの企画だと思います。おかげさまで電気や電車への関心も一層深まったかと思います。

・鉄道が大好きなので、小田急のイベントということで迷わず参加させて頂きました。
SDGsについては、たまたま自由研究で取り組んでいた為、今回のイベントでより深く学ぶことができたと思います。一方的な配信ではなく子供が主体的に参加できたことや質問に答えていただけたところ、発言しやすい雰囲気だったところも非常に良かったと思います。是非また開催して頂きたいです。

ありがたいことに「また開催してほしい」とのお声も多くいただいた当イベント。
第一回となる今回は環境やエネルギーをメインで扱いましたが、今後はさらに環境テーマをブレイクダウンして「海」や「森林」にフォーカスしたり、「教育」「食」などの様々なテーマでシリーズ化できれば…!と構想しています。

一言でオンラインイベントといっても内容によって準備物も様々かと思いますが、今回のケースでは

・当日の進行用台本
・Zoom投影用資料
・レポート作成用の用紙(フレームワークのみのもの)
・切って貼り付ける用のグラフや写真などの素材集
・完成版レポートサンプル
(時間内で完成できなかった場合の見本用として)

などを、運営メンバーと検討した案をベースにしながら広報で資料作成を担当しました。
小学生を対象とした資料作成は初めてだったのですが、「誰にでもわかりやすく伝える」という広報としての基本を改めて大切に思うとともに、普段とは全く異なる相手をアプローチの対象とすることで多角的に時流や業界トレンドを捉えることができるのではないかと感じ、個人的にも学びの多いイベントとなりました。

コロナ禍でたくさんのオンラインイベントが行われていますが、事例やエピソードなどあればぜひお話できたらと思います!Twitterもやっていますので、お気軽にコメントいただけると嬉しいです。

三ッ輪ホールディングス株式会社 広報 EK
アパレルや飲食業界で販促・広報の仕事を経験した後、2019年に三ッ輪産業に入社。2019年10月に設立された三ッ輪ホールディングス株式会社では社長室で広報部門の立ち上げに従事。建築と美術、料理が好きな一児の母。

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