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若手社員にうれしい「法定外福利厚生制度」について

こんにちは。
三ッ輪ホールディングス管理本部の新家(しんや)です。

以前、「働く人を守るしくみ ~ 社会保険(広義)の概要について」というタイトルで、企業の「福利厚生」や「社会保険」のことについてお伝えさせていただきました。

前回記事のポイント
①「福利厚生」には、「法定福利厚生」と「法定外福利厚生」の2つがある
② 代表的な5つの「社内保険」が、社員の皆さんを守ってくれている

※詳細については以下の記事をご覧ください。

今回は、上記2つの「福利厚生」の内、各企業が社員のために独自に実施している「法定外福利厚生」にフォーカスを当ててお伝えさせていただきます。

「福利厚生」についてのおさらい

「福利厚生」とは、「福利:幸福をもたらす利益」+「厚生:生活や身体、くらしを健康で豊かにすること」がひとつになった言葉です。

「福利厚生制度」とは、会社が社員の皆さんやその家族の健康や生活を向上させるために実施する取り組みのことです。
簡単に言うと、給与や賞与以外の「会社が提供する社員向けのサービス」です。

前回は、法律によって実施が定められた「法定福利厚生」の中の「社会保険(広義)」について説明しましたが、今回は「法定外福利厚生」について説明させていただきます。

「法定外福利厚生」について

「法定外福利厚生」は、社会保険のように法律で会社に義務付けられたものではなく、各企業が任意に定めているもので、その内容は企業ごとに多岐にわたります。

今回は、三ッ輪ホールディングスグループが提供している「福利厚生制度」について、代表的なものをいくつか紹介します。

①    保養所利用制度

社員研修や保養(心身を休ませて健康を保つこと)のために用意している施設を、社員の皆さんやその家族で利用してもらうものです。
当グループでは、東急ハーベストクラブや健康保険組合の保養所補助、自社所有の八ヶ岳リゾートマンションなど様々な施設が用意されています。

② 社員互助会制度

社員の皆さんやその家族のお祝い事(結婚・出産等)、ご不幸(死亡・傷病)、退職(餞別)時などに、会社から支給される慶弔見舞金以外に、社員相互で月々少額を積み立てている互助会費からも支給されます。
社員同士の気持ちが通う、うれしい制度です。

③ 資格取得支援制度

資格を取得する際に、取得にかかる費用を会社や社員互助会が負担する制度です。
現在の仕事に直接必要な資格だけでなく、将来の仕事ために知見を広げる資格などにも幅広く支給されます。
一部費用を会社が負担してくれるので、様々な資格取得にチャレンジしやすいのではないでしょうか。

④ 財形貯蓄制度

正式名称は「勤労者財産形成貯蓄制度」です。
毎月の給与から希望する額が控除(天引)されて自動的に貯蓄にまわるので、意識せず継続的に資産を形成できます。
わかりやすくいえば、給与の一部を貯めておく貯金箱という感じでしょうか。
知らず知らずのうちに貯蓄でき、コツコツと資産を形成できるという特徴から、貯金が苦手な方におすすめの制度です。

⑤ オンライン医療相談サービス/「first call」

オンラインによる医療相談サービス「first call」を24時間いつでも無料で利用できます。
病院に行くほどではないが、少し気になる時にチャット形式で直接相談が可能なサービスです。現役の医師が実名で丁寧に答えてくれます。
また、予約をすれば、産業医とリモート面談での相談も可能です。

⑥ 永年勤続表彰制度

勤続20年を迎えた社員に、7日間のリフレッシュ休暇と旅行代金として現金で20万円が支給される制度です。
充実した20年間を過ごしたのち、つかの間の休憩とちょっとした贅沢ができるお小遣いが渡されるうれしい制度です。

⑦ 借上社宅制度

借上社宅制度は、会社が賃貸住宅を法人契約することで社員に住居を提供し、その費用の一部を負担する制度です。

色々な「福利厚生制度」を紹介させていただきましたが、当社の若手社員に特に喜ばれているのがこの制度です。
若いうちは給与額も少なく、生活費の中で住宅費が占める割合も小さくありません。
そのため、社員満足度が高い福利厚生として知られています。

従来型の会社社宅のような制度は、「選択できる住居の自由度の低さ」「面倒な社宅規則」「職場とプライベートを区別しにくい」といったような理由で敬遠されるようになっていました。
しかし「借上社宅制度」では、門限や社宅規則(利用に関する規則)がない賃貸住宅を社員自身が選び、会社から借りることができます。
他にも様々なメリットがあります。

【主なメリット】
・初期費用がかからない
→敷金や礼金、仲介手数料などの初期費用がかからない(会社が負担する)。
・家賃が格安
→会社が家賃の一部を負担してくれるので家賃が安い。
・家賃支払いが楽
→家賃は給与から天引きされるので、振込手続きをしたり家賃引き落とし用の口座を準備したりする必要がない。
・賃貸契約の手間がかからない:何かと面倒な契約関係を会社が行ってくれる。
・敷金礼金や更新料などを負担する必要がない:更新時期にも金銭面の心配をしなくていい。
・物件を選べる
→会社の寮と違い、一定条件を満たしていれば、通勤時間・間取りなど自分の好みの住まいを選べる。
・節税効果がある
→給与に含まれる住宅手当に比べ、所得税や住民税がかからない。

会社所有の物件を貸し出す社宅制度と違い、個人で物件を選ぶことができるため、好みに合わせた物件に住むことができます。
また、一般的には住居費・その他費用が収入の大部分を占めてしまうところですが、借上社宅制度によってかなり負担が軽減されるので、手元に残るお金も増え、使い道の幅も広がるのではないでしょうか?

参考程度にですが、当社の借上社宅制度のルールを以下に記載します。
遠方の方で当社を志望していただいている方は、ぜひご参考になさってください。

【当社借上社宅制度の基本的なルール】
〇入居条件
・単身者
・入社時点での居住地から勤務地への通勤時間が順路で片道1時間45 分を超えると想定される者、もしくは入社日前において学生寮または他社の社宅等に居住している者。
※ただし親元から勤務地への通勤時間が順路で片道1時間45 分を超えない場合、本規程は該当しないものとする。
〇貸出期間
・社宅に入居してから10年間
※ただし、会社が認めた場合はこの限りではない。
〇使用料
・月額15,000円(30歳以下の場合)
〇諸費用
・社宅借上時に要する費用(礼金、敷金、権利金、保証金等)は、会社負担とする。

今回は「法定外福利厚生費」の概要について、説明させていただきました。
三ッ輪ホールディングスグループでは、常にグループ各社の福利厚生を充実させることで、社員の皆さんが気持ちよく安心して働くことができる会社を目指して、様々な取り組みを行っております。

詳細は会社説明会等でご質問いただければ幸いです。
個別説明会も随時募集しておりますので、ご興味のある方はぜひ下記リンクから説明会の予約をしていただければと思います。

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三ッ輪ホールディングス株式会社 
取締役/管理本部 本部長/総務人事統括部 部長 シンヤ
メインフレームやオフコン、いわゆるレガシーシステムのSEとして数社での勤務を経て、1993年に三ッ輪産業株式会社に入社。入社時は、情報システム部門にて業務系システム(販売管理システム/LPガス配送・検針システム等)の改修・運用改善等を担当。入社3年目に人事企画部門に異動。その後、社外社内報・宅配水事業の立ち上げ・卸売部門の営業施策策定や事業計画策定等に携わった後、現在は管理本部にて本部長として総務人事・経理を管掌。今年、還暦を迎えた料理と車が好きなおじさんです。

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