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AIにより無駄な時間が減っても頭を使う仕事が多いとできる仕事の総量は変わらなかった

AIで便利になったところがあると思います。
日常生活では使いづらいかもしれませんが、リサーチ業務や文章作成、中でもVBAコードの作成などコーディング関連の時間は大幅に減りました。
手間と時間が減って嬉しいですし、コーディング関連なら今まで解決策がわからずにぐるぐるすることがなくなって、本当にハッピーです。
それから超効率化してさらに仕事ができるようになった…ということはなく。。。
「AIで仕事がなくなる」といいますが、「AIで時間が増えてだらだらと過ごすようになった」感じです。
AIで確かに時間が圧縮されて仕事はなくなりました。
けれどもその時間が他の仕事に回されることなく、だらだらと過ごしています。
AIによって単純作業や誰にでもできそうな仕事をやってもらえて、AIではできないクリエイティブな仕事、あるいは本質的な仕事が人の手に残っているように思います。
そして本質的な仕事=頭を使うような仕事ばかりだと頭をずっとフル回転させなければならず疲れてきて、休みが欲しくなりました。
AIで確かに効率的にはなるけれども、効率に人が適応してバンバン仕事を進められるのだろうか、と思ったのです。

人は休むことで脳が正常に働く

仕事で休憩時間は必要です。
そうして休まないと頭が回らないもので、変な判断をしてしまったり理性的な判断ができなくなって「なんでこんなことをしたんだろう?」と後悔します。
個人的にはふらふらのときに出張で予約したホテルが1ヶ月間違えて予約して、それが前に1ヶ月=翌日になっておりキャンセル不可になって泣いたことを思い出します。
この思い出から、ふらふらしているときに意思決定が必要だったり難易度が高いことはやめよう、と決めました。
そしてAIで単純作業が減った今、仕事をやり続けるのが難しくなっています。
今までは頭を使う仕事→単純作業→頭を使う仕事、のような形で良いリズムになっていました。
単純作業が頭を休められるオアシスになっていたんです。
それが頭を使う仕事→AIへの指示→頭を使う仕事という感じで頭を使う時間が圧倒的に多くなって、バテるようになりました。
だらだらとやるようになり、結局できる仕事の総量があまり変わりません。
社長とかできる人はそれでもバリバリできて羨ましいです。
AIでできることが多すぎて色々並列で回そうとしましたが混乱する一方で、結局はやめることにもなりました。
AIの進化に人の脳が追いついていないので、AIで仕事がなくなりはしないんじゃ、と改めて思えました。

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