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旅行の宿選びで候補が多すぎて決められないときの絞り方

先日妻が出社で、ビジネスホテルに泊まる機会がありました。
その際宿選びに難航していたので、ホテルの候補を3つに絞って提案したんです。
そこから2人で話して、「ここ!」と決めてもらいました。
決まったホテルに泊まりに行って、「良かった!」とのことだったので、良い出社になれたみたいです。
妻が家に帰ってきてから、「宿をパッパと良いところに決められるってすごいね〜」と言われたので、「宿選び」について書いてみようと思います。

ということで、「旅行や出張の宿選びで、候補が多すぎて決められないときの自分なりの絞り方」です。
絞り方のポイントは1つで、「外せない最低条件は何か」です。

宿はしっかり選ばないと大爆死する

自分は学生時代から合宿の企画をしていました。
社会人になった今でも、夏〜秋にはテニス合宿の企画をし、冬にはスキー合宿の企画をしています。
今となっては宿選びの基準が自分の中でできて、スムーズに決められるので楽しくなっていますが、昔は真逆で最悪の宿を引いてしまい、大爆死したことがありました。

昔の宿の選び方はテキトーで、「パンフレットに乗っている安いところにいこう!」でした。
学生時代は生協があり、夏休みや冬休みが近づくと色鮮やかなパンフレットがたくさんあったんです(今もですかね?)。
カラー刷りで写真もよく、どの場所も良さそうだと思って、学生ということもありお金がなかったので安さだけで決めていました。
それがスキー合宿だったのですが、大爆死になったんです。

当時の価格ではありますが、宿代に加えてスキーの板やウェアのレンタルもついて、2泊3日で2万円しないでスキーに行きました。
パンフレットの写真の感じからとても良さそうだ、最高の2泊3日になると思って、また初めてのスキー合宿企画ということもあり、ウキウキしていました。
ウキウキしていましたが、宿に泊まって絶望でした。

パンフレットの写真の感じから、夕食は豪華だと思っていたのですが、現実出たのはコスト削減極みの食事でした。
親子丼と書いておきながら出たのは子丼。
すなわち親=鶏肉が乗っていない、実質たまご丼でした。
パンに塗るジャムが水で薄められていて、パンに水を塗るようなもので粘度がなくて味もしない。
今までにない衝撃的な体験ばかりでした。
他のメニューもやばかったのは覚えているのですが、この2つが二代巨頭になってやばすぎて、あんまり覚えていません。
配膳するお兄さんにキレていた体格の良いお兄さんが絡んでいたことまで覚えています。

やばかったのは食事だけではなくて、お風呂である大浴場もでした。
体の汚れを落とす浴場なのに全体的にぬるぬるしていたこともそうですが、何よりも食べられないきのこが生えていたことが衝撃的でした。

極め付けが泊まる部屋で、スキー場なのに壁に穴が空いていたんです。
布団やシーツが使い回しにされていたことも最悪ではありましたが、それ以上にスキー場で部屋の壁に穴=寒すぎるということで、1人が壁近くで眠って壁になって貰わなければならないほどでした。
ちなみに、壁になってもらった人はスキーから帰って風邪を引きました。

この経験は一緒にいった人にとってももちろん衝撃的で、今でも笑い話になっています(笑い話で済んで良かったです)。

という、学生時代に宿選びで大爆死した経験から、「宿はしっかり選ぶ」「多少高くても宿は良いところにする」という価値観ができました。
とにかくスキー合宿のような体験を絶対に繰り返したくない、という思いもあって、今では宿の選び方は慎重に、徹底的に調べるようになっています。

それから大きくヤバいところに泊まることはなく、みんなに満足してもらえるような宿選びが自然とできています。
2023年である今はヤバい宿も減っているとは思いますが、今でもきちんと宿は選んだ方がいいと思っています。

宿って本当に大切

宿の候補を絞るお話の前に、宿って本当に大切ですよ、のお話です。
宿選びで大爆死した経験もあって、宿は本当に大切だと実感しています。
旅行や出張で大切なのは、食事と睡眠だと思っています。


というのも旅行や出張ではいつもとは違う環境であるということもあって、結構疲れがちです。
疲れたということは回復する必要があるということで、基本的な回復手段は食事と睡眠です。
食べるものが美味しければ元気になれる。
寝心地がよくてぐっすりと眠れれば、疲れが取れてスッキリ起きられる。
特に三代欲求の2つを占めているものでもあって、本当に大切です。
素泊まりやビジネスホテルの場合は睡眠だけになりますが、それでも8時間(だと長いかもしれませんが)と長く眠って回復するところなので、自分のコンディションのためにも大切だと思っています。
食事と睡眠を決める宿は、自分のためにもとにかく徹底的に調べて決めた方がいいと思っています。

宿の候補を絞るポイント

そして本題、宿の候補の絞るポイントです。
絞り方のポイントは1つで、「外せない最低条件は何か」です。
そのために「その人が嫌だと思う可能性をなくす」ことを最優先に考えます。

人間というのは良いことよりも、マイナスなことの方が覚えていやすいです。
損失回避性、なんて言葉があるように、人はマイナスのことを嫌って避ける傾向があります。
マイナスのことは印象に残りやすくて、あまり良い印象にはならないんですね。
お金を落としたことって、引きずることが多いみたいな感じです。

宿選びでも同様で、マイナスをなくす、すなわち「その人が嫌だと思う可能性をなくす」ことが大切です。

たとえば妻は肺が弱いので、水回りが汚いことが苦手です。
水回りは特にカビが発生しやすいので、肺にダメージがくるそうです。
そのため宿選びでは水回りがキレイである、ということを最低条件に入れています。

といったように、参加する人の「嫌だと思うこと」をあげて、それを避けるように候補を絞ることがポイントです。

じゃあどうやって宿を絞っている?

先日の妻の出社ケースです。
出社する妻の最低条件としては、こんな感じでした。
・会社に歩いていけること
・水回りがキレイなこと

この条件から探すと、条件を満たすホテル自体はたくさん見つかります。
見つかりますが、予算の関係上高すぎるとヤバいので、安めの価格帯で絞ります。
このとき東京で、1泊1万円ちょっとのところ、ということで6つほどに絞られました。

これだけでも十分に絞れているので、相談して決めてもいいと思います。
ここからは自分のサガで、選択肢は3つに絞ると相手からしても決めやすいので、3つに絞ります。

最低条件で絞りきれなかった場合、できればの条件を考えます。
・google mapの評価が高いこと(評価が高ければきっと全体的に良いという思想)
・部屋がキレイなこと
・部屋が明るいこと
・大浴場があること
くらいでさらに絞ります。

これで3つに絞って、妻に相談しました。

この3つの中からは、正直テキトーです。
価格帯も±2000円ほどで、ホテルの質もあまり変わりません。
最後は「えいや」と直感で決めてしまっていいと思います。

実際そうして妻は泊まりに行って、満足してもらえたようです。

マイナスがない、びみょーだと思われない、という方針で選ぶことが重要だと考えています。

まとめ

ということで、旅行の宿選びで候補が多すぎて決められないときには「外せない最低条件は何か」を考えて、「その人が嫌だと思う可能性をなくす」と良いんじゃないかと思っています。
初めは調べることにも時間がかかりますが、慣れればどんどん早くなります。
自分も昔は調べるだけで1日が過ぎていました。笑
でも、この1日があるおかげで旅行や出張が楽しい思い出になるので、ぜひ試していただければと思います。


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