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レポートを完成させたい

今回は遠隔気功「ゾーン気功」のご感想のご紹介です。

これは脳をより集中できるようにする、いわば頭に作用する遠隔気功です。

人間の体には「丹田(たんでん)」があり、中でも有名なのは「下丹田」で、へその下三寸の位置にあるところが有名で、ここだけだと思われていることが多いです。

しかし、丹田はそこだけではなくて胸・心臓にある「中丹田」や、頭部にある「上丹田」もあります。

今回の遠隔気功では、その上丹田や脳に働きかけるものになっています。

遠隔気功をやる前に、依頼者の方に現在成し遂げたいこととかをお伺いしています。

その内容が「かなり抽象度の高いレポートを完成させたい」ということで、ご依頼いただきました。

さらに「将来的にもこの路線でいきたい」とのことで、簡単に言うと心理の探求とか、実践哲学に近いものをやっていきたいという話もいただきました。

この遠隔気功にあたって、集中するときって、人によってはですけれども、自分の気に入った音楽をかけながら作業に集中することもあると思うんですね。

特に歌や言葉の入っていない音源、リズム系の音源というのがいいんですけど、そちらに気を込めてお渡ししています。

今回はその「気を込めた音源」をお渡ししたところ、「すごい眠くなりました」というフィードバックをいただきました。

遠隔気功をやったときも「結構眠くなりました」というところで、フィードバックとして来たんですね。

フィードバックはそれだけで終わってしまったんですけれども、それに加えて質問が多くいただく方でした。

「フロー状態とかゾーンってこういう感じでやっていけばいいんですか?」とか、「一般的にはどのくらいの期間でなされるものなんでしょうか?」とか、「最初にフローが来るのかゾーンが来るのか」とか、結構いろいろ聞かれましたね。

終わった後もいろいろご質問いただいた形です。

全然それもいいかなとは思ったんですけれども、聞いててちょっと辞書的というか、言葉として論理や筋道が通っているかどうかみたいなところを気にされている感じがあったなと個人的には思いました。

自分の友人で、毎年スキーに行っているんですけれども、その友人の一人に、YouTubeとか本とか読んでスノボについて理解してきた、って人がいたんですね。

その友人は、「これだけ勉強したんだから、行けばすぐ滑れるぜ!」みたいな感じで来たんですけれども、いざ行ってみたら初めてのスノボで、案の定なんですけれども、めっちゃ転んでいました。

言葉で理解したつもりでも、実際にやってみると違うことが起こるんです。

なので、聞いて理解するのももちろん大事なんですけれども、実際に経験して、それで本当に理解できる。

使えるようになる。

腑に落ちることが大切なんじゃないかと思うんです。

「百聞は一見に如かず」という感じですね。

言葉として正しいかとか、筋道が通っているかとか、そういったところに重点が置かれると、あまりよろしくないんですよね。

上丹田も、ただ強ければいいとか大きければいいという話ではなくて、上丹田にも良い上丹田と悪い上丹田があるというか、拘束された上丹田とゆるんだ上丹田というのがあるんです。

もちろん上丹田が大きければ、その機能はとても強くなるんですけれども、拘束された状態だと思考が硬くなってしまうとか、喜ばしくない方向に行きがちになってしまいます。

そのため基本的にはゆるんだ上丹田のほうが良いです。

これは結構昔の感想なんですけれども、ただただ上丹田を強くすればいいという話ではなくて、まずは頭を浄化させて緩めるとか、そういった方向から始めても良かったなと思いました。

頭や思考が感情や感覚を支配しているときって、バランスが偏っていることがあるんです。

本人は気づかないんですけれども。

自分の昔の話でもあるんですが、めっちゃエビデンスを重視する人がいました。

もちろんエビデンス、つまり論拠は大事だと思いますけれども、そっちに引っ張られすぎると、おかしなことになりがちだと思うんです。

エビデンスが良ければそれが絶対的に素晴らしいかというと、そうではないんですよね。

エビデンスは基本的に「こういう前提において」という条件があって初めて成り立つものです。

例えば最近の電車広告で見た「特茶」(だったはず)の話ですが、「脂肪低減効果があります」というエビデンスがあると掲載されていました。

でも、あれもどういう前提で効果が出たのかを知らないと、誤解を招くと思うんです。

「あのお茶を誰が飲んでも効果がある」と思い込むのは違うわけです。

エビデンスの結果が出たのは2週間か4週間、毎日飲み続けた場合の話なんです。

だから、1日飲んだくらいで効果があるわけではない。

そういう前提を知っておく必要があるなと、強く思うんです。

強さだけじゃなくて、しなやかさも大事。

上丹田についても、ただただ言葉の論理を追うとか、筋道を追うだけではなく、しなやかに、そして経験も大事にしていただければと思います。


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