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甘野書店

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noteの本屋さんです! 小説、詩、絵、音楽、動画を販売してます! あなたは本を買いますか?  あなたは本を売りますか? ルールは以下です。 ・自作の小説・詩・絵・音楽・動画の…
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#児童書

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 こんにちは、甘野充です。  noteで小説を書いてる人はたくさんいると思います。  noteで小説を販売していますか?  売れていますか?  noteで小説を売るのはなかなかに難しいのではないかと思います。  小説を売るには、KindleでKindle本を作って売る、本を作って文学フリマで売る、ボックスで貸し出しているシェア型書店で販売する、などが現実的ですよね。  Kindleは電子書籍であれば気軽に読まれるし、文学フリマはネットで知り合った人などと交流して買ってもら

【創作童話】若がえりの実

しずかで、おだやかなまちがありました。 
のらねことのらいぬもいましたが、ケンカすることもなく、みんななかよくくらしていました。 ただし、1つこまったことがありました。
さいきん、町にやってきたカラスが、ゴミをちらかすことでした。 
毎日毎日、おちているゴミを探していました。
このカラスは、食べ物を探すというよりも、何かめずらしいものを探してお金にかえようとしているようでした。 ところが、まちはきれいなので、なかなかゴミもありません。
こまったカラスは、しばってあるごみの

¥200

【創作童話】まほうのほうきづくり教室

まほうつかいたちに、ほうきのつくりかたを教えてくれるふくろうがいました。 ふくろうはツバサで飛ぶことができるので、自分でほうきに乗ることはありませんでした。 けれど、ちょっとほうきに乗るのが苦手なまほうつかいの子どもがいると、ほうきにふくろうの羽をちょっぴりくっつけて、なめらかに飛ぶほうきをつくってあげることができました。 ふくろうは、森の中で、 【ふくろう ほうき店】 というお店やっていました。 ふくろうの主人は、いつも親切だし、ていねいで、まほうのほうきがなめらか

¥100

【創作童話】おねがいレレア

公園においてあるダンボールを見たら、だれだって、もしかしたら子犬か子猫がすてられているんじゃないかって思うでしょう。 でも、今日アイが見つけたのは、なにも入っていないただのダンボールでした。 ただ『そう見えただけ 』 の‥‥。 「なぁんだ、つまんない。 この中になにかおもしろいものでも入ってたらよかったのに」 そういって帰っていくアイを、じっと見ているいっぴきのうさぎがいました。 レレアという名前の魔法のうさぎでした。 本当はふわふわした白いからだをしていますが、今は魔

¥100