犬は亡くなったあと、どうなる?
どんなに元気いっぱいの犬でも、いつかは訪れてしまうお別れのとき。うちの愛犬ぷるさんも、あんなに元気で気の強い子だったのに旅立ってしまいました。
ところで、犬は亡くなったあとどうなるのでしょう?私が聞いて「なるほど」と感じたことをちょっとだけ書いてみたいと思います。
母から聞いた「うねる火の玉」
母は生前、何度か火の玉を見たことがあると話してくれたことがあります。
そんな母はある日、隣の家の生垣で真っ赤な火の玉がうねるように移動して行くのを見たそうです。
そして、翌日、その家の人から聞かされたのは
「飼い犬が昨日亡くなった」
という話でした。
亡くなったのは、母が火の玉を見た辺りの時刻です。
母の話を聞いて
(犬も亡くなると火の玉になるんだ)
と知りました。生垣をうねるように移動していたということは、いつものように走っている感じだったんでしょうか。
犬は亡くなったあとも耳は聞こえているらしい
何でも、犬は、亡くなってからも耳だけは聞こえているのだとか。
体の機能の中で最後まで残っているのが聴覚で、亡くなったあとも24時間ほど聞こえているという説もあります。
ぷるが亡くなったときは、そんなことは知りませんでした。これは、愛犬ぷるが亡くなって暫くしてから、夫が動画か何かで見つけた情報です。
ぷるが亡くなったとき、体を綺麗にしてあげたり毛布に寝かせて整えてあげたりしながら、夫といろいろな話をしていました。ぷるとお出かけしたときのさまざまな思い出話、亡くなる直前まで他所の犬に喧嘩を売っていて笑ってしまった話、などなど。もちろん、生きているときと同じように話しかけてもいました。感謝の言葉や
「また、お家に来るんだよ^^」
「ぷるといて、楽しかったよ^^」
という言葉も。
人間が亡くなったとき、当日の夜は寝ずの番をしますよね?地域による違いもあるかもしれませんが、魔からぷるの亡骸を守るために体の上に小さな刃物を置き、お線香も焚いて、夫婦であれこれ楽しい話をして過ごしました。
すると、心なしかぷるの顔がどんどん穏やかになっていったのです。
実際には、筋肉の収縮など死後の体の変化によるものかもしれません。それでも、舌を出して苦しそうだった顔が笑ったような穏やかな顔になったことで、私たちは随分救われました。
最後は、心臓発作でマッサージを受ける中亡くなったこともあり、少し苦しそうな表情が残っていたからです。きっと、私たちの話を聞いていて楽しくなったのかもしれません。
命あるものとはいつか別れが来ます。
このさき愛犬が旅立つときが来たら、いろいろ楽しかった話や感謝の気持ち、大好きな思いなどを伝えて過ごしてみてはどうでしょうか。
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