待乳山聖天から千束へ
今日は、朝から私の大好きな聖天さまに挨拶とお礼に伺っていました。私が通っているのは、三大聖天の一つである「待乳山聖天(本龍院)」です。
思えば、ひょんなことで縁ができ、加護してもらうようになってもう丸8年になります。あの家から無事に出ることができたのも、この神様のおかげです。
今年は、ぷるちゃんの発作、急逝ということで喪があけるまで参拝に行けず(祈祷寺なので喪中は一定期間参拝厳禁です)、その次は私が仙骨骨折で思うように動けずで、こんなに遅くなってしまいました。
今日、到着したときは霧雨。去年新たに建立した山門は、完成してみると、驚くことに8年前に初めて私の夢に登場してくれたときの山門です。その夢では、霧雨の中、山門に立つ私の前に単身の姿で現れるというものでした。そして
「もう何も心配することはない」
と声をかけてくれたのです。あれから8年。本当に助けていただきました。
まったく同じ景色を見るという不思議さに、温かさと有り難さを噛み締めながらの参拝。いつものようにお大根を持って本堂へ上がり、持参した数珠を手にお経を詠み、穏やかな時間を過ごしました。
待乳山聖天では、お経を声に出して詠んではいけません。他の方の迷惑になるので、普段の参拝は心の中で詠みます。
今日は、久しぶりにK岡さんにもお会いでき、改めてお礼を伝えることもできました。K岡さんとは待乳山聖天で働くスタッフ(寺男)さんです。
何年前だったか、なかなか状況が変わらないことに疲れた私が
(もう来るのはやめよう)
と思い、最後の挨拶にと参拝したことがあります。そのとき、いきなり引き止めてくれたのがK岡さんでした。ただ、不思議なことに、私は何も話していないのです。なので、非常に驚きました。この神様は人や物を使って教えてくれることが多いので、今考えれば納得できます。
K岡さんと少しお話しし、私が聖天さまの本を書いていることも伝えました。そろそろ、新たな本も書き始めていこうと思っています。
待乳山聖天を後にし、久しぶりに今戸神社へ。大きな招き猫がいる縁結びで有名な神社です。この向かいに飴細工のお店があったのですが、コロナ禍以降なくなっています(移転なのかは不明)。
今戸から今日は千足方面へ。
地元の人しか入らないような蕎麦屋で腹ごしらえをし、お目当ての一つ、吉原神社に参拝。角のタバコ屋さんでおばさんとおしゃべりしながら、夫に珍しいタバコをお土産に買いました。
吉原神社で参拝したとき、お賽銭箱に引っかかっているお札を発見。
「盗まれそう」
「風で飛ぶかも」
と心配になり、社務所の人に教えてあげると、なんとお礼に御供物をいただきました。有り難い。
そして、最後はこちら。鷲神社へ。
何度か行こうと思いつつ、機会がなかったので行ってみました。
ここは「なでおかめ」が有名なんですよね。撫でる顔の部位によってご利益が違うのだそうです。
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帰りは浅草寺界隈を抜け、いつも通り、うちの聖天さまにもお土産の甘いものを買って帰宅。聖天さまを出た後はずっと晴れ間が出ていて暑いくらいでした。でも1万6000歩くらい歩けました。
※追記
三社祭の準備が始まってました。17〜19日だそうです。見たいような気もしますが、参拝は今日でよかったのかもしれません。
以前noteで書いた聖天さまの不思議な話はこちらから↓