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苗字(家)に守ってもらう

トップ画像は、うちの墓石の家紋部分です。丸に蔦。好きな家紋であり、着物にも入れています。

さて、母が亡くなって今年で丸10年。ということで、私たち夫婦が私の苗字に改姓してからも丸10年経とうとしています。
結婚当初は夫の苗字を名乗るという一般的な選択をしていましたが、あまりにも凄まじい事態になったために、家裁に申し立てをして私の苗字にしたのです。

同時に、夫の家との決別を決意したときでもありました。
結婚直後から不可解な行動が見られた夫の親。こちらの生活も壊され始めたうえに、母の死を無視したのが決め手となり、即行動する性格の私は
「私は〇〇姓に戻すけど、離婚する?それとも一緒に〇〇姓に変える?」
と夫に詰め寄り、夫婦でともに改姓したのです。


そもそも私は強運の持ち主で、結婚までは順調に成功できていました。わらしべ長者のごとく、手にしたものは必ず次の大きな運へと変えてきた人間です。
ところが、夫の苗字になり、あの家と繋がりができると一変。そこからは衰退の一途を辿ったのでした。

それはもう、笑えるくらいに。

「家」が持つ空気というか運とは恐ろしいものだ、と思いましたね。試しに夫の苗字で姓名判断をしてみたところ、出てきたのは「冤罪」「裁判」「事件」などなど縁があるのは悪いことばかりでした。
実際に裁判も事件も経験しましたからね。冤罪なんて恐ろしい話ですよ。

ただ、仕事上は旧姓を名乗り続けていたので、それで多少は守られてきたようです。そして、氏変更を認めてもらう決め手の一つとなりました。


苗字を戻して起こったこと

夫婦ともども自分の苗字にしてからは、少しずつ戻ってきております。とはいえ、あの家に住んでいる当時は、それまで起こった凶事の片付けはままなりませんでした。
そうこうしているうち、意外なものとの縁が繋がりました。それがあの神様。大聖歓喜天。聖天様です。


私の聖天様専用の神棚の一部です。


この神様、夢に出てくださるようになり、あたかも
「頼ってくれていいよ^^」
といった様子。世間一般の怖い、祟られる、といったイメージを払拭するかのように夢では面白おかしい姿を毎回見せてきます。

(何だか、まったく違う・・・)

初めは相当迷いましたが、助けていただくことに。家から出ることもでき、というか勝手に神様に引っ越し先も決められ、当時起こされていた裁判も有利に運んだのでした。


以降、自身の体験をもとに本を出させていただくことになったわけですが、いろいろ調べていくうちに、妙な繋がりに気づいたのです。それは、北斗七星。もともと、一族に信仰していた者がいるとか、うちの先祖から何か繋がっていたのではないかと。

そう思わせるものが、何代も続いてきた父実家のすぐ前にある神社です。星の宮神社といい、屋根には北斗七星の紋があります(八角形部分)。父の家からはとうに離れていますが、もとはうちが建立したとも聞いています。




そして、大聖歓喜天が三面荼枳尼天と呼ばれるお姿になると、やはり北斗七星が描かれているのです。なお、荼枳尼(だきに)とはもとは「ダーキニー」であり、集合体という意味があります。


自分が所有する羽田氏の本の表紙です。右に歓喜天が乗っています。そして、頭上に北斗七星。


ここで書くには膨大になるので、本でも触れていますが、恐らく、新たに繋がった神様というより、家そのものから縁が続いていた気もしています。
それに、今住んでいる土地には荼枳尼天がいらっしゃるので(表向きは違います)。縁とは、守りとは不思議なものですね。

北斗七星は平将門にも関係しますし、将門公縁の地の地名にはうちの苗字もあります。あまり触れると苗字もバレますし、まだまだこの件は掘り下げないことも多いので、今日はこの辺で。








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