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パソコン・タブレット・スマートフォン 選び方ガイド
こんにちは、「笑顔工学」の専門家、木村光範です。
笑顔工学って何??という方は、ぜひ自己紹介をご覧ください!
27年間IT業界に携わり、40年近くパソコンを触っている経験を持っていると、仕事でもプライベートでもよく聞かれます。
パソコン買いたいんだけど何買えばいい?
タブレットとパソコンと何が違うの?
スマホで充分なの??
というわけで、ちょっとした入門記事を書こうと思います。
お役に立てれば幸いです!
パソコン、タブレット、スマートフォンはどう違う?
パソコン(PC)
特徴: 作業の自由度が高く、専用ソフトのインストールが可能。キーボードやマウスなど、しっかりした操作環境を整えられます。
向いている場面: 文書作成・表計算・プログラミング・動画編集・デザインなど、細かい作業や本格的なソフトを使った作業。
デメリット: 本体や周辺機器が大きく、持ち運びしにくい場合がある。また機種にもよるが購入費用がやや高めになりがち。
タブレット
特徴: 画面を指でタッチしながら操作でき、比較的持ち運びがしやすい。スマホより画面が大きいので動画や電子書籍を楽しむのに便利。
向いている場面: インターネットやSNSの閲覧、動画視聴、オンライン会議への参加、手書きメモ(ペン対応の場合)など。
デメリット: パソコンに比べるとソフトの選択肢が少なく、拡張性も低い。文字入力作業が多いときには、外付けのキーボードが欲しくなることも。
スマートフォン(スマホ)
特徴: 常に持ち歩きやすく、電話機能やカメラ機能が充実。アプリはタブレットとほぼ同じ感覚で使える。
向いている場面: 連絡、SNS、ちょっとした調べもの、写真や動画撮影など日常的に使う機能が中心。
デメリット: 画面が小さいので文字入力や細かい作業には向かない。ずっと使っているとバッテリーの減りが気になる。
OSの種類をざっくり理解しよう
デバイスを選ぶときに悩みやすいのが「OS」。OSとはデバイスを動かすための基本ソフトのことで、大きく分けると次のような種類があります。
Windows
パソコン向けOSとして最も一般的。利用者が多く、周辺機器やソフトウェアも豊富。サポートしているパソコンメーカーもたくさんある。
macOS
Apple社のパソコン(Mac)専用のOS。デザイン関係やクリエイティブ系の仕事をする人に人気。
Linux(UNIX)
無料で使えるOSも多く、カスタマイズ性が高いが、通常使うのには初心者向けでは無い。サーバー(24時間稼働させるサービスを提供するマシン)用途に使われることが多い。
iOS / iPadOS
iPhoneやiPadに搭載されるApple社製のスマートフォン・タブレット向けのOS。直感的に操作しやすい。
Android
スマートフォンやタブレットに多く採用されているGoogleのOS。多様なメーカーが対応機を出しており、選択肢が幅広い。
初心者であれば、まずはWindowsかmacOSを搭載したパソコンを検討し、スマートフォンならiOS(iPhone)かAndroidを使うことが一般的でしょう。
なぜパソコンが必要になるのか?
「スマホやタブレットで十分じゃないの?」と思われる方もいるでしょう。確かにSNSやウェブ閲覧が主目的ならタブレットやスマホだけでも困りません。しかし、たとえば以下のようなケースでは、パソコンがあったほうが格段に便利です。
専用ソフトを使いたい
音楽制作ソフト、動画編集ソフト、デザインソフトなどの本格的なアプリはパソコン向けのほうが充実しています。会計ソフトや業務特化型のソフトなどはWindows用のものが多いです。大量の文書やデータを扱う
ExcelやGoogleスプレッドシートで大規模な表を作る、WordやGoogleドキュメントで長文のレポートを作るなどはキーボード操作が欠かせません。マルチタスクがしたい
ブラウザを複数開きながら資料を参照し、Officeソフトで作業する、といった同時作業にはパソコンが向いています。
パソコンを選ぶポイント
CPU(脳みそ役)
CPUはコンピューターの「頭脳」です。処理能力が高いほどサクサク動きますが、そのぶん値段も上がります。
例えばIntelのCore i3/i5/i7、Celeronや、AMDのRyzenなどが代表的。
用途が軽い(ネットサーフィン、メール、文書作成程度)なら廉価版CPUでも問題ありませんが、動画編集・プログラミング・3Dゲームなどをやるなら少し上位のCPUを選ぶとストレスなく使えます。
ストレージ(データを読み書きする場所)
HDD(ハードディスク)よりもSSD(ソリッドステートドライブ)のほうが読み書きが速く、起動も高速です。
最近は中古パソコンでもSSD搭載機が安く出回っているので、初心者にもおすすめ。
HDDと比べて衝撃に強く、落として壊れにくいのもメリット。
メモリ(作業机の広さ)
メモリは作業机の広さにたとえられます。大きいほど複数の作業を同時にスムーズにできます。
4GBだと少し心許ない場合が多く、8GB以上あると安心感が高いです。高負荷な作業をするなら16GB以上も検討を。
ノートPCかデスクトップPCか
ノートPC
持ち運びが可能で省スペース。外付けディスプレイやキーボード、マウスを追加することで、据え置き型のようにも使えます。デスクトップPC
拡張性が高く、性能のわりに価格が安いことも多い。自作やパーツ交換も比較的簡単。ただし持ち運びは事実上できません。
ノートPCを大きな画面の外付けモニターにつないで使うことで、目の疲れを軽減したり、作業効率を上げる人が増えています。私もそうして作業しています。
デスクトップに比べて場所は取らないですし、いざというときに持ち運びもできますので、限られたスペースで快適に使うならノートPC + 周辺機器の組み合わせもおすすめです。
中古パソコンという選択肢
最近では中古パソコンでも十分高速なものが手に入ります。とくにSSD搭載モデルなら、OSやソフトの起動が速くてストレスが少ないです。
中古を選ぶメリット: 価格が安いので、最初の1台として手を出しやすい。
デメリット: 保証やバッテリーの消耗具合が気になることがある。中古販売店の保証やレビューもチェックしてみてください。
「何に使うのか」が重要
デバイス選びで一番大事なのは「何をするために使うか」です。
動画を見たい・SNSを快適に使いたい → スマホやタブレットで十分。大画面ならタブレットが快適。
ネットショッピング・メルカリ・YouTube閲覧など → タブレットやスマホでOK。
レポート作成や表計算ソフト、専用ソフトを使いたい → パソコンが便利。
Adobe系ソフトやプログラミング、3Dゲームをしたい → ある程度ハイスペックのパソコン(CPUやメモリに余裕のあるもの)が必要。
困ったら専門家に相談してみよう
はじめてパソコンを買うときや、どのスマートフォンがいいか迷ったときは、家電量販店の店員さんや、PC導入業者さん、もしくは周りの詳しい人に相談してみましょう。
インターネットだけで調べると情報が多すぎて混乱することもあります。
実際に触ってみたり、専門家に希望や予算を伝えておすすめを聞くほうがスムーズです。
店員さんに「こんなソフトを使いたい」「これくらいの作業をする」と伝えれば、候補をいくつか教えてもらえます。ただし店員さんはお店の商品を売るために仕事をしていることに注意。
まとめ
スマートフォンやタブレットは手軽で便利ですが、いざしっかり作業をしようと思うとパソコンが必要になる場面も少なくありません。パソコン自体もノート型とデスクトップ型で違いがあり、さらにOS、CPU、ストレージ(SSD/HDD)などの要素で性能や使い勝手が変わります。
「ITが苦手」と思う方こそ、まずは「何の目的で使いたいのか」をはっきりさせることが、失敗しない機器選びの第一歩です。中古パソコンを含めて、選択肢はたくさんありますし、迷ったときは遠慮なく専門家に聞いてみるのがおすすめです。
何に使うのかを明確にする
スペック(CPU・メモリ・SSDなど)を必要最低限でもいいから確認する
ノートPC+外付けディスプレイなどの組み合わせも快適
中古パソコンも安くて意外と高性能が手に入る可能性あり
わからないことは専門家や経験者に相談
以上、これからITデバイスを選ぶ際の参考になれば幸いです。パソコンに苦手意識を感じている方でも、使い方を覚えてしまうと日常や仕事で大きな武器になります。ぜひ「自分にぴったりのデバイス」を見つけて、有効活用していきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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