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【手帳】読書ノートをトラベラーズノートで
まず、読書の思い出を少し。
小学生のころ、「本ばかり読んでいないで勉強しなさい」と親に怒られていた私は、夜になると枕元に小さな灯りをともし、親の目を盗んで本を読んでいました。当時は推理小説にはまっていて、殺人事件のシーンで暗がりの中ふるえていたのを覚えています。
中学生のころ、私が通っていた学校では朝読書の時間が10分ほどあり、大人になったら本は読まなくなるだろうと予感した私は、有名な純文学作品を中学三年間で読もうと決め、手当たり次第に本を読み飛ばしていました(飽きたときはサッカーのルールブックを読んだりしていました)
残念ながら予感は的中し、それから本に熱中することはなくなっていたのですが、最近たまたまこちらの本を手にして読書熱が再燃しました。
そして「文庫100冊・新書50冊」を目標に、再び本を読むことにしました。
何の本を読むか悩みましたが、夏になると本を読みたいと思わせてくれるあのキャンペーン「新潮文庫の100冊」の中で、30回以上選抜されている本たちを信頼し、それらから読んでいくことにしました。
読んだ本の記録にトラベラーズノートレギュラーサイズ・横罫を使い、始めに読みたい本のリストを書き、年間カレンダーをエクセルで作って貼り、読み始めと読了日を書き込めるようにしました。
その後は本ごとのページ。
あらすじを簡単に書き、いいなと思った表現を書き出し、最後に自分の感想を記しておきます。
簡単にすませてしまう本もあれば、数ページ書く本もあります。カミュの「異邦人」はとても興味深い作品でしたが、不条理というテーマを捉えるのがむずかしくて自分なりの考察が十数ページに及んでしまいました(笑)
いわゆる既成の読書ノートだとこういう使い方はできないと思うので、トラベラーズノートのリフィルはとても気に入っています。
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