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虹色の粒子(俳誌雲の峰掲載句)

令和2年7月号に掲載された私の句です。


【虹色の粒子】

絵団扇を選ぶ振りしてあふぎけり

然りげ無く顎鬚隠す扇かな

海を背に噴水上ぐる須磨離宮

沈思して畳の百足虫遣り過ごす

虹色の粒子を散らす五月晴



【課題俳句:卯の花】

卯の花や参道長き杜に夕

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