奈良クラブ【外野の新体制発表2023年】
先日奈良クラブの新体制発表会が大和ハウス工業 みらい価値共創センター「コトクリエ」で行われた。その様子は以下の通りです。今日はその新体制発表について外野のがやおじさんがガヤってみよう。
濵田代表取締役社長挨拶
ガヤおじさんも一応経営者だ。だから経営者の目線で濵田代表の話を聞いてみることにした。今年は黒字化を目指すということだ。黒字にするというのは、なかなか難しい。最初のステージでは、ビジネスそのものを黒字にしなければならない。ある一定の規模(売上)になるまで黒字になるのは難しい。JFLで黒字にするのは難しかったと思う。
Jリーグのステージではどうなるのか分からない。さらに次の投資が待っているのだろうか? もしかすると、JFLよりも黒字化はさせやすいのかもしれないが、利益を投資にまわしてうまく回収していかなければならないので、大変だ。
たぶんだけど、ガヤおじさんが経営者目線で見る、今後の経営は、まずは一定の売上規模になるまでは、赤字にならないように経営し、黒字化しながら売上の規模を大きくし、適切に未来に投資していく。そうしているうちに、経営基盤がよくなり、結果として次のステージにいくことがあるかもしれない。という状態なのかな?と思う。
そのためには、奈良が一体となって、一つの方向に向かって進んでいかなければならない。そうしなければ、スポンサーも奈良クラブに力を貸そうとはならないし、チームも強くなっていかない。昨年はたしか「共創」という理念を掲げていたと思う。今年は「奈良・一体。」という経営理念だ。
内容としてはそんなに変わらないだろう。皆で、同じ目的を持って、そこに一歩ずつ踏み出していければいいと思っている。
フリアン監督ご挨拶
昨年は「成長」という言葉を多く使ったご挨拶でした。本当にシーズンを通して、チームは成長していったので有言実行であったと思っている。
今年の挨拶は、そのお礼の言葉を最初に述べられた。
そして、今年は「J3で戦えるベース(土台)を作っていく。」という言葉がとても多かった。具体的な順位は10位以内を目指すようだ。
奈良クラブのスポーツくじランキングでは、奈良クラブは14位であった。(ちなみに、初戦の松本山雅FCはランキング1位だ。)
さて、外野のガヤおじさんが思う「J3で戦えるベース(土台)を作っていく」というのはどういうことなのか、今度は、サポーターの目線で考えてみることとする。
昨年フリアン監督がよく言葉にしていたのは「パッション」と「アイデンティティー」という言葉だ。日本語で言えば「情熱」と「らしさ」ということだと思う。つまり、毎試合、熱い気持ちを持って戦えるか?ということと、奈良クラブらしく戦えるか?ということだと思う。
昨年は優勝争いをしたので、最後まで「情熱」をもって、奈良クラブらしい試合をした。今年はそうはいかないだろう。当然、奈良クラブよりも強いチームがある。それでも90分間、強い気持ちを持って、奈良クラブらしさを出すように挑戦することが出来るか?ということだ。ガヤおじさんは、サポーターとしても、同じように情熱を持って応援したいと思っている。
今年も、気合全ツッパーで応援するぞ! VAMOS 奈良クラブ!!
トップチーム選手、コーチングスタッフ紹介他
コンディションが悪い選手が多くないかな? 大丈夫か? という今回の選手紹介だった。今年も、昨年からあまり選手が大きく変わることなく、多くの選手が奈良クラブで戦うこととなった。ガヤおじさんは、まずはそれが嬉しい。JFLで奈良クラブで積上げたことをJ3で試して欲しい。
小谷キャプテンの挨拶では、これからの長いシーズンのことを思い浮かべながら挨拶をしてくれました。良い時もあれば悪い時もある。そんな時は皆いろんな感情を持ちながら闘うことになることをキャプテンとしてどのように良い方向に向かって闘っていけるかを既に考えているんだろう。
新しい選手の挨拶で、ガヤおじさんが期待するのはHondaFCから来てくれた堀内颯人選手とFCマルヤス岡崎から来てくれた酒井達磨選手はJFLの時からそのプレーを見て期待している。残念ながら、他のカテゴリの試合はあまり見ていないので、きっと他の選手もスゴい選手だと思うが、それはフィールドの上でファン・サポーターを魅了してくれることを祈っている。
余談だけど、高橋隆大選手の挨拶の時、後ろに座っている選手達の顔がほころんでいた。きっと、チームでも愛されキャラなんだろう。頑張って欲しいです。
ユニフォーム&ユニフォームパートナー紹介
今年のユニフォームは、奈良クラブのサポーターがプリントされていて、ユニフォームの背景は「七宝つなぎ」という文様があしらわれている。この文様には、縁や調和など、今の奈良クラブのコンセプトである「奈良・一体。」にピッタリな文様となっている。
ガヤおじさんは、ユニフォームパートナーの企業にもスポンサーとして興味を持っている。胸スポンサーは「大和ハウス工業」さんだ。きっと、新拠点やスタジアムの建設など、奈良クラブの街づくりに大きく寄与してくださる企業さんだと思っている。
鎖骨のところは「丸産業」さん。丸洋史専務は、スタジアムに足を運んで応援してくださる生粋の奈良クラブスポンサーの大黒柱と言っても過言ではないぐらい、ずっと奈良クラブを応援してくださっている。昨年の最終戦は仙台まで応援しに行って下さっていたので、私もスタジアムでお会いすると、なぜかいつも「ありがとうございます。」という挨拶をしてしまう。
もう片方の鎖骨のところは「大和信用金庫」さん。資金の調達面から奈良クラブを支えて下さる金融機関で、ナラディーアの建設の時には多大にお世話になっていて、今年も奈良クラブを支えて下さっている。
背中には「MJE」さん。社長の大智さんは、奈良クラブを創設した矢部次郎さんと二人三脚で奈良クラブを支えて下さっている人だ。ガヤおじさんはMJEの社員さんと仲良くさせてもらっていて、時々試合会場で挨拶をすることもある。ちなみにMJEマッチデーは未だ無敗。この無敗記録はどこまで続くのか楽しみにしている。
その他、たくさんの企業が奈良クラブを支えている。
ガヤおじさんの会社もポスターの隅っこにちっちゃく掲載されているが(笑)、これからも外野からちっちゃく応援していきたいと思っている。ガヤおじさんの会社も「J3で闘う奈良クラブを支えるための土台作り」をしていかなきゃいけない。
他にもポスターを見ていると、今年も、一緒に応援しにいった「ノザワ電気商会」さん、「まるかつ」さんも協賛してくれていた。いつもゴール裏を支えてきたサポーターの「宝シール」さんも今年もゴール裏の看板となりそうだ。さらには、「DESIGNSETTASANGO」さんも、今年は三郷町にナラディーアが出来たこともあり、協賛してくれている。今年初登場の「BASE」さんは滋賀の方から協賛だ。いつも行きつけの「焼肉丼一」さん、「麵屋NOROMA」さんの名前もあった。
ガヤおじさんも社長として、いろんな人と力をあわせて、会社のために頑張っていかなければならないのだ。新しいポスターを見て、仕事の方も頑張るぞ~~~!!という気持ちにさせられる。
質疑応答
フリアン監督に対して「奈良・一体。」を掲げるうえで、サッカー面について、具体的なことを教えて欲しいという質問があった。フリアン監督は、攻撃も守備もチーム全体で一体になって闘うと答えてくれました。
奈良クラブのサッカーは前線からしっかりとプレスをかけ、なるべく早く相手のボールを奪い、パスを回してボールを保持して闘っていくスタイルだ。攻撃面においても、後ろからパスをしっかり繋ぎながら、前線のスペースを狙う戦い方で、シーズン後半になると波状攻撃のような形も見受けられた。おそらく今年も全体の息を合わせて闘っていくことだろう。
濱田代表に対して観客動員数のやり方について、今季はどのような方法をとられますか?という質問があった。今年は、無料で誰でも来てくださいという方法から、魅力的なサッカーをして、チケットを買って来てもらえるように努力をしたいということと、子供達には積極的に観に来てもらえるような施策をうちだしたいと答えてくれました。
具体的な数字としてはJFL時代の2,000人という数字をあげておられたが、今年はどうなるのか?、ガヤおじさんもまだ全然想像がつかない。
やっぱり昨年は少し、お祭り騒ぎのようなところもあった。本当の観客動員数については、これからの奈良クラブ次第ということになりそうだ。
ガヤおじさんも今年も1人でも興味がある人がいればご招待していきたいと思っている。
選手の補強についての質問があった。料理に例えると、フリアン監督がシェフであり、食材が選手、その食材を買うお財布は運営の方でそれぞれの役割を持っているようだ。そして、JFLと違い、J3の舞台では、まだその補強が適切であるかどうかが分からないため、夏にも必要があれば新たに補強をする可能性があるということを回答してもらった。
闘ってみないと分からないという部分があるんだろうなぁ~と思う。まだまだ未知の世界ということが・・・。
その他、いろいろな質問があったけど、しっかりと回答されていました。
ガヤおじさんの質問
「マスコットはどうなっていますか?」という質問をしてみたい気がする。もうそろそろ、マスコットがいるのではないかな?
ガヤおじさん的には、シカッチェの兄弟のマスコットが欲しいです!
シカッチョ? シカッチャ? シカッチーナ? シカッチン?
シカッピィ? シカッポン? シカップー? シカッティー?
なんとな~くだけど、シカッチェと一緒に行動しても似合うようなマスコットが欲しいなぁ~と思っています。サッカーとバスケットでの距離感をマスコットでも縮めて欲しいと願っています。
おわりに
冒頭に濵田社長がご挨拶で、「今度はもっとたくさんの人に来てもらえるようにしたい」とおっしゃっていました。
それは、今年の奈良クラブの戦い方や、ファン・サポーターの努力によってその成果が見られると思う。
奈良クラブも、松本山雅FCのように、ホール一杯にファン・サポーターの方が詰めかけるようなチームになったらいいなぁ~と思うけど、何事も一歩一歩だと思う。
今日までずっと頑張ってこられた人がいる。
これからもずっと頑張っていく人もいるだろう。
ガヤおじさんも、いつまでも奈良クラブを応援していきたいと思うような新体制発表会だった。
奈良クラブのこれからに期待しています!!
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