PMDD 私の場合 その3「怠惰の塊」
こんばんは、自分見つめ隊です。
前回は2人の自分が2週間おきに入れ替わるという内容でした。
今回は、この変化にうまく対応できず、周りに迷惑をかけてしまった話を振り返ってみます。
私は生理が近づくと、ネガティブになるだけではなく、「大雑把になる」こともあります。
私の場合、基本的に前回の記事で触れたようにネガティブになりやすいのですが、生理ごとに「ネガティブ」か、「大雑把」か、この2つのどちらかが強く出る感じで、毎回その期間が来てみないとわかりません。
果たしてこの2つが共存することを人に理解してもらえるのだろうか・・・いまだに自分でも一貫性のなさに苦笑いしてしまいます。
普段はどちらかというと几帳面で、気が付いたことはすぐに取り組んだりできる方なのですが、生理前にはそれが一転、やらなければいけないと分かっていてもなかなか進められなくなります。
「今やらなくてもいいか」「別にそんなに頑張らなくても何とかなる」といった具合に、何というか、怠惰の塊になってしまいます。
今自分で文字に起こしながら、改めて自分の変貌ぶりにお手上げしてしまいそうです。。。
大学生の頃、部活動で合宿準備に向けて各部員で作業を分担し、それぞれが役割を果たそうと一生懸命になる頑張り時に、生理が被った時がありました。
そしてそんな時に限って「大雑把な自分」が強く出てしまいました。
その頃はまだ、PMDDの自覚はありながらも、その症状を踏まえたうえでの自己コントロールがうまくできていなかったため、気づけば大雑把な自分に見事に身を委ねていました。
時間がかかる作業だと頭でわかっているのに、全然手につかない。
頑張っている仲間からの催促の連絡。
ぎりぎりのところで何とか最低限のレベルで作業を終わらせるも、結局仲間を巻き込んでしまって手伝ってもらうはめに。
それでもなぜか、どこか平気な自分がいる。
自分で自分が恐ろしくなる。こんなんでいいのか。無責任ではないか。という思いは頭の中をぐるぐる巡るだけ。。。
今考えれば、自分の自信のなさと妙なプライドの高さも一因なのかなと思います。
自分がこの作業をしても誰かに「下手だな」と思われる。
だからせめて自分の中で最大限できる質のものを完成させたい。
それにかかる時間を想像し、脳内だけでその作業に膨大な時間が必要になることがシミュレーションされ、その結果に自分で圧倒される。
何もしてないのに、しんどくなる。
すでに作業をする元気がない。
・・・ひどいですよね。
結局何もできてないではないか!わがまますぎる!と普通に思います。
今これをnoteに公開していることがとても恥ずかしく、恐ろしいです。
でも、本当にそうだったんです。
今の自分は、これからの自分は、二度とこんなことは繰り返さないという反省も込めて、あえて書いています。
では実際、症状がでても周りに迷惑をかけないために、今の私が心がけていることを書いてみます。
①引き受ける内容が達成できるか、よく吟味する
恥ずかしながら、基本中の基本ですよね。。。
私は元気があると、責任感や義務感、使命感から、自分のキャパシティーを甘く見積もり、役割を引き受けすぎてしまうことがよくありました。
冷静に自分の力量、それにかけられる時間等を把握し、一人で無理だと感じたら分担を考える、可能なら期日に余裕を持たせる等、その役割が達成されることを最優先に考えるようにしています。
②もし症状が出てしまった場合、やる気がない自分を自覚する
元気な自分が役割を全うできるのが最善ですが、どうしてもそうでないときもあります。
やる気が出ないな~と思ったとき、それがPMDDによる「大雑把な自分」のお出ましではないかと自分に問い、今の自分の状態を一歩引いて自覚できるよう努めています。
大雑把な自分に飲み込まれているのとは違い、一歩引いて自覚できていると冷静に何らかの対処が打てるので全然違います。
③完璧を目指しすぎない
100%パーフェクトな完成度を最初から目指すと、先に書いたように私はドツボにはまります。
100%でなくても、早めに進捗を共有してアドバイスをもらったりした方が、結果として早く進む場合が多いと認識して取り組んでいます。
もちろん、自分の力量以上に頑張らなければならないこともあると思います。
期日が動かせない重要な仕事だって頼まれることもあるでしょう。
仕事以外でも、家庭の中や、いろんな場面で。
その一つ一つにがむしゃらに取り組むことで成長できるのも理解しています。
ただ、生活のバランスを取るのをすぐに放棄し、「気合」で動いてしまう不器用な自分がいます。
油断すると、いまだに顔を出そうとします。
そこの絶妙な調節が、日々訓練だなと感じています。
なんだかだらだらと書いてしまいました、、、まだ自分の中で整理がついていない部分かもしれないですね。
次回のテーマどうしようかな・・・
すぐに思いつかないので、「お楽しみ」ということにしておきます。
それでは、今夜はこの辺で。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。