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FXトレードノート

今回は「トレードノート」について書いていきます。
私自身今はほとんどトレードノートは書いていませんが、昔はトレードノートをつけていました。

特にFX初心者から中級者の方はトレードノートは取った方がいいです。
はい、絶対取るべきです!!

「トレードノート」に何を書くかは後述しますが、トレードをしていく上でトレードノートを書かない理由ってないんですよね。

トレードノートを書く目的は、


  • トレードの根拠

  • トレード中のメンタル状態


これらを自分の言葉で言語化し、自分自身のトレードやメンタル面を理解し次のトレードに活かしていくことにあります。

それでは「トレードノート」についてみていきましょう!

まず私がトレードノートを書き始めたとき思ったことは、

  • 記録つけるのめちゃくちゃめんどくさい

  • 意外と時間がかかる

  • 取引回数が多いと難しい

  • 自分の負けトレードを振り返りがつらい

など色々な感情がうごめいていました。笑

でもその変わり良かったこともいっぱいあります。

  • 自分のトレードの振り返りができる

  • トレード根拠やメンタル面を言語化することができる

  • 適当なトレードが減る(ポジポジ病解消)

  • ノートの蓄積が自信に変わる

自分のトレードの振り返りができる


トレードを重ねていく中で、自分自身のトレードをノートを見ることで簡単に振り返ることができるのは非常に有効です。
良かったトレードもそうですが、失敗したトレードは特に記録に残さないと忘れてしまうものです。(人間の脳は都合がいいですよね)

トレードノートをつけることで、自分自身のトレード結果を客観的に分析し成長につながっていきます。

トレード根拠やメンタル面を言語化することができる


トレードノートを書くことで得られるメリットとして一番大きいのが、
この「トレード根拠やメンタル面を言語化することができる」だと思っています。

トレードをするとき「何と なく」でエントリーを繰り返しても成長はありません。自分がどんな理由でエントリーしたか、損切り位置は?利確位置は?このようなことをしっかり言語化することが大切になります。

またトレードの根拠だけではなく、そのときのメンタル状態も記録として残しておくことがいいです。
ポジションを持ったときの「ドキドキ感」とか、含み益を抱えている感情や含み損を抱えているときの感情など、メンタルの部分をしっかり記録に残し振り返ることで「客観的に自己分析」をすることができます。

適当なトレードが減る(ポジポジ病解消)


トレードノートを書くということは、自分のトレード記録が視覚的に残ることになります。つまり、しっかりとしたエントリー根拠がないとエントリーしないと思いますし、ポジポジ病を解消できる可能性もあります。

自分自身で決めたトレードルールを破るトレードをした場合は、振り返りで反省を書くことになるので間違いなくルールを破る回数は劇的に減ります。

ノートの蓄積が自信に変わる


トレードをしていて思うことは、トレードの勉強してもなかなか成長を感じることができませんよね。
それがトレードノートを書き続けることで成長が実感できるようになります。「書き続ける」ということが大事ね。

過去のトレードでどんなことを考え、どんな感情だったかを振り返ることで過去の自分との違いが発見できるようになります。
やっぱり「何かをやり続ける」には成長や成果を感じられることって非常に大切だと思います。

なのでトレードノートを書き続けることで、自身の成長を感じ、「書き続ける」という行為が自信がつくひとつの要因になります。

トレードノートの書き方


トレードノートで重要なのは、これまでも書き続けていますが
「エントリー・損切り/利確位置の根拠」「メンタル(感情)」の記録です。
もちろんエントリー価格や決済価格、獲得pips、損益も大切ですがこれらはノートに書かなくてもあとでデータとして見ることは可能です。

あとはそのトレードの反省点を記録します。
例えば、「チャンスを逃す可能性があるという焦りでエントリールールを守れなかった。」とか「利確位置はまだなのに含み益が消える恐怖で利確してしまった。」などを記録していきます。

この記録が溜まっていったとき、その反省点を改善するためにはどういった対策が必要かが分かってきます。このときにメンタル面の記載がないとメンタル面の改善が必要なのか技術的な問題かが分からなくなってしまいます。

トレードノートを書く目的は、
「トレードの内容をよりよくしていく。」
これに尽きると思います。

トレードノートを「書く」ことが目的にならないように注意です。

1回のトレードで書く内容は…(みつまるの場合)

★トレード前
・ダウ理論を用いた環境認識(マルチタイムフレーム分析)
・いくつかのシナリオがあるか
・プライスアクション、チャートパターンの確認
・エントリー根拠(2つ以上が良き)
・Take Profit(TP)とStop Loss(SL)を決めているか
・Risk-Reward Ratio(R/R)
・損失許容額に対してのLotは適切か
・エントリー前の感情を言語化
・エントリー直後のスクショ(エントリーを決めた時間足)

★ポジション保有中
・エントリー直後の感情を言語化
・エントリー根拠が継続しているか
・含み益を抱えているときの感情
・含み損を抱えているときの感情
・エントリー中の感情の変化

★トレード終了後
・決済根拠の言語化
・決済直後の感情を言語化
・決済直後の反省(良い点・悪い点)
・決済直後のスクショ
・今回のトレードのまとめ

このような内容はトレードノートに記録したほうがいいと思います。
ひとつひとつ丁寧に時間かける必要はないですが、トレードの根拠やメンタルの部分はしっかりと記録として残してください。また視覚的なフィードバックとしてスクショは必ずほしいです。

あとは少し時間が経ってからチャートのスクショを撮っておくのもいいと思います。動いているときのチャートの見え方と完成されたときのチャートでは見え方が変わってくる場合があるからです。

あとはPCやスマホに記録を残すのか紙やノートに記録を残すかは正直好みになります。ただ視覚的なところでチャートのスクショを撮るのでデジタルで管理したほうが楽ですが、紙が好きなひともいるのでPCやスマホでスクショを保存しておいて紙ベースでトレードノートを記録するのもありかと思います。

その他にはXをトレードノート変わりにポストしていくのもありなのかなと思います。見られていると思うと余計なトレードも減ると思います。

さいごに

今回はトレードノートの必要性や書き方について触れました。
自分自身のトレード根拠や感情を言語化することは、今後のトレードを成功させるために非常に重要なことです。

逆に、トレードノートが書けないということは
「本当にトレードで勝てるようになる気あるの?」と思います。
トレードの世界って甘くないですからね。
このくらいは行動して当たり前のレベルです。

なので「書く」ことが目的にならず、記録した内容をしっかりと振り返り今後のトレードに活かしていくことが重要です。

トレードで勝てるようになりたい!
っと少しでも思っている人はトレードノートは習慣化できるよう工夫していきましょう。

やるかやらないかはあなた次第です。

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MITSUMARU
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