入院Day2:手術当日

入院2日目、いよいよコンジローマ&イボ痔の手術です。当日はえらい早い時間、6時前に看護師さんが来て下剤の坐薬をいれられました。トイレを無事済ませたら8時過ぎくらいからは絶飲食です。術後は翌朝までベッド上安静、と言われていたので朝のうちにシャワー、シャンプーをしておきました。個室なのでサッとシャワー浴びられるのも大変楽でしたね。午前中点滴を一本入れたら、しばらく待機。午後2時頃の予定ですが、手術室が空き次第の案内とのこと。正直不安です、腰椎麻酔って痛いのかなーとか、手術中意識はあるのでカチャカチャ聞こえるの嫌だなーとか。

結局呼ばれたのは午後3時頃。朝から5時間ほどは待ちました。看護師さんの付き添いのもと、手術室までは徒歩で向かいます。手術室なんて物心ついてから入ったことないですが、よくテレビで見るような重苦しい自動ドアをくぐります。着ているものは全て脱いで手術着に着替えたらあとは手術室内の待合室へ。意外にも70年代ソウルミュージックが流れており、雑誌コーナーにはるるぶの香港版が...風通しのいい病院なんでしょうね。これは結構リラックス効果がありました。担当してくださるナースの方もすごく丁寧に説明してくれ、このあたりで不安はほぼなし、はよ終わりたいなーという気持ちでした。

さて、準備が整ったようで手術台のある部屋に向かいます。妙に天井が高く、広い部屋で一瞬たじろぎましたが指示の通りうつ伏せに。心電図やら麻酔をする腰の消毒やらを受け、いざ麻酔。腰の骨の位置をペタペタと確認され、注射。痛みほぼ無いけど、麻酔液が入る変な感覚で身体がこわばりました。ただし想像よりはずっと、楽。どうやら最近では腰椎麻酔の技術が進歩して細い針を使うため身体への負担が軽いんだそうです。よかった。そうこうしているうちに下半身の感覚がなくなっていきます。

手術は...なんというか、想定通り。痛みは全くありませんが患部を焼かれたり、ゴリゴリされる感じがちょっと不快ですが仕方ない。途中下っ腹がちょっとキュルキュルするような感覚がありましたがそのうちおさまりました。ここでも音楽がかかっており(Kool & the gangsのセレブレーションかかかっていました)気分が紛れます。大体15分-20分くらいでしょうか、ドクターから「はい、全部取りましたよ」とのお言葉をもらい終了。おしりにでかいガーゼを貼っつけられ、そのままストレッチャーで移動、別室で気分が悪くないか等少しだけ経過を観察したら病室に戻ります。当然ですが下半身は全く動かない。腰椎麻酔後は身体を大きく動かすと気分が悪くなる副作用もある、とのことでここから明日朝までベッド上安静です。術後は5時間以内におしっこを出さないと行けないらしく、水を飲むように促されます。

麻酔が効いており痛みはありません、なんだか疲れたので水を飲んだらしばらく寝てしまいました。起きたら指先が動く程度、ほどなくして粥食の夕飯が出てきて痛み止めと抗菌剤を飲みます(食前は麻酔が弱まってきてちょっとおしりがズキズキしていたが、痛み止めで収まる)。膀胱も麻酔が取りきれていないのか尿意もあんまり感じません、ただ妙に腹が張る感覚があったので看護師付き添いでトイレに行ったらめっちゃ出ました。

念のためベッド上安静を大人しく守り(看護師さんの話を聞く限り最近は麻酔の精度も上がりそこまで厳密な安静は必要ないらしいが)、Amazon unlimitedで漫画など読みながら夜は早めに就寝です。身体の不自由はあるものの、あの悩ましいイボイボ達がもう身体から取れたんだ、と思うとスッキリしたものです。



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