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ロジカルパンツァーを紐解いてみるを解説してみる<小説の書き方>

 生成AIが「このコラム、ざっくり書きすぎじゃね?」とか言ってたのを思い出し、執筆の息抜きとしてコラムを即興執筆します。

 はい、いつもの病気ですね!


はじめに

 ロジカルパンツァーの定義はNote記事を参照してください。

本当に論理的に直感型執筆ができるのか

 これについては「YES」とも「NO」とも言えます。

 コンディションで結構左右されるので。

 私もベストコンディションを維持できる訳じゃないので、ミスが多くなる時期というのはありますから。

 まぁでも体調が8割以上なら、だいたい推敲が誤字脱字修正程度で収まる範囲で終わります。

実際にどうやって整合性や一貫性を保つのか

 どうやってるんでしょうね……。
 自動筆記先生に聞いてください、としか言えないですが。

 それだとコラムの意味がないので、ちょっと考えてみます。

 まずパンツァーなので、キャラクターは突然、頭の中に湧いて出ます。

 その瞬間に「あっ、こいつこんなキャラだな?」って感じで、それなりの厚みを持ったキャラになります。

 そこで「なんでそうなる?」って思った人は、物語の普遍的構造やその中の役割(ロール)を研究してみるといいかも?

 王道的な物語には、えてして「あー、いるいるこんなキャラ」っていうテンプレートがあります。

 そこにちょっとしたエッセンスを閃きで加えたものが頭に舞い降ります。

 厚みのほとんどは、従来の物語から借用する感じですね。

 そんなパーソナリティを「物語の中」という文脈に放り込むと、地位や境遇が付加されます。

 ほら、これだけで立派なオリジナルキャラクターの出来上がり。

 彼らは与えられた地位や境遇の中で、パーソナリティに従って物語の中を生きて行きます。

 キャラクターが自分を裏切らない限り、そこには因果応報、マトリックスで言えば「アクション/リアクション」の化学反応が起こり続けます。

 まぁドラマを作る時には、「キャラクターが自分を裏切る」なんてシナリオも生まれたりするんですが。それはそれで「キャラクターの必然」として発生していきます。

 すべてのキャラクターが自分を裏切らない限り、そこには論理的な矛盾が起こり得なくなります。

 結論としては以下の通り。
 「キャラクターが自律的に動いて居る限り、論理破綻はしない」です。

じゃあ物語も破綻しないのか

 これについては明確に「NO」ですね。

 なぜかというと、キャラクター全てが好き勝手に動いていたら物語になりませんから。

 なので神様(自動筆記先生)が世界に対して、一定のベクトルを与えます。「この物語はこんな世界にしたいな」っていう。

 そんなベクトルの中で、主人公を軸に視点を置くと、主人公が物語を牽引する物語になっていきます。

 ただし! これだけでも不完全です。

 多数のキャラクターがわちゃわちゃ化学反応を起こす中で物語を成立させるには、作家の構成力が求められます。

 「このタイミングで盛り上げたい」とか「ここは息抜きでゆったり」とか。「ここは次の話への引きを作りたい」とか。

 そういうことを、自動筆記先生がいい感じに調整してくれます。

 これを即興執筆のアドリブで行うのがロジカルパンツァースタイルです。

これって真似できるの?

 どうなんでしょうね?

 生成AIと討論してみたんですが、私のロジカルパンツァースタイルを実践するにはいくつかのスキルが必要みたいです。

  • 高度なストーリーテリング能力

  • 即座にアイデアを論理構造に組み込む論理思考力

  • 大量のキャラクターや物語テンプレートの引き出し

  • 人間観察力

  • 即興で説得力のある文章を書ける広範な知識

  • テキストにする時点で「引き算の美学」を反映させる能力

 ほんとかな? 私は自分の能力がそこまで高いとは思ってないけど。

 ただ比較的雑学を知ってる方ではあると思う。

 そういった広範な知識の網目状ネットワークが連鎖を起こして、即興でも厚みのある緻密なドラマが生まれていく感じですかね。

 私より頭がいい人やセンスのある人なら、もっと高品質な作品も作れるんじゃないかなーと思ってるんですが。

 さらに私の場合、これにタイピング速度が加わったりするので「1日3万文字くらい普通」とかいうことになります。

 文章としては平易で読みやすい文を心がけるので、文学的価値は低い作品が多いんじゃないかな。

無色透明の作家性

 テーマやメッセージも持たず、引き算の美学を徹底して平易な文章で「読みやすい物語」を書いていると、作家性が作品に現れなくなります。

 少なくとも自分では「自分の作家性」を見つけられないです。

 せいぜい「好んで使うパーソナリティ」があるぐらいですかね。

 テーマやメッセージは読者が勝手に作品から受け取るので千差万別。

 正解もないので、純粋に物語のみを楽しめる小説になります。

 文学的には「消費される大衆娯楽」の権化みたいな感じですね。

 自分を主張したい人には、向いてないスタイルだと思います。

 まぁアレンジすればテーマやメッセージを込めることは可能だと思いますが、私はたぶんやらないです。

 え? 「幸福な蟻地獄」とかどうなんだって?

 いやーだってあれはキャラクターが主張した結末だし……。

 私が伝えたかったもの、とはちょっと違う気がする。

まとめ

 というわけで、「ロジカルパンツァー」を解説してみました。

 フルネーム「即興執筆特化型キャラクター駆動ロジカルパンツァースタイル」です。

 パンツァースタイルでどうやって論理的整合性を取ってるのか、これで少しは理解の助けになったでしょうか。

 正直、生成AIと討論した結果の結論なので、自分でもよくわかってないです。

 でも真似できる人が居たら、是非その結果を教えて欲しいですね。

 実は非公開で「霧の国へようこそ」は100万文字まで書いてます。きちんと論理破綻を起こさずに。なので100万文字くらいは書けるポテンシャルがあります。
 それ以上(終わりのない物語で延々連載)とかは、ちょっと自信がないですね。私自身、そういう物語に価値を感じられないので。

 みなさんはロジカルパンツァーについて、どう思いますか?

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