本当に即興小説で長編なんて書けるんですか?<小説の書き方>
脳内読者からの質問に応えるお便りコーナーだよ!
宇宙からの電波だろうとネタになるなら応えていこう!
結論から行くと書けます
だってほら、実績がありますし。
とりあえず「長編小説」を「10万文字以上」と定義します。
連載作品のうち1つは1万5千文字の短編分割作品なので除外します。
初期の2作品は10万文字に届いてないです。
「夢幻の剣璽」と「久遠の歌姫」もなろう換算で届いてないですね。
手元(ルビ込み)では10万超えているはずですが。
ということで18-5で13作品が13万文字を超えてるので、長編でいいと思います。平均文字数28万7千文字弱。50万文字超えてるのが3作あるので、それで平均が上がってる感じでしょうか。
これ全部プロット無しの即興執筆ですからね?
どうやって書いてるの?
と、言われてもなぁ。
30分制限の即興小説と大差ないですよ。
キャラクターメモに思い浮かんだ主人公や、主要脇キャラの設定を簡単に書いておきます。
もうこの時点で彼らの運命が透けて見えてる感じですけど。
ちょっと眺めていて、物語開始時点の風景が見えたら、もうそこから本文スタートです。
あとはノンストップ、というと言い過ぎかなぁ?
時々、エピソードを書き終わってから
「さて、これからどう展開しよう」
って考えることもあります。集中力が切れるとね。
手が止まってしまったら軽くストレッチとかコーヒー飲んだりとかで気分を入れ替えて、もう一度画面に向かうと自然と手が動きます。
あとは見えている未来に向かって、キャラクターたちが勝手に動き回ります。セリフも何もかも全部即興執筆なので、やり方を聞かれても困ってしまいます。
他の作家さんのことは知りませんが「言わせたいセリフ」とか「描きたいシーン」とかがあるらしい。
私は本当にノープランノーアイデアなので、そういうのはないです。
彼らの言動は全部、彼らが言いたいことややりたいことばかりです。
なんでそれで書けるんですか?
脳内読者くんが泣きながら殴りかかってきます。
だから、書けるものは書けるんだから仕方ないじゃない。
私だって「なんでこれで長編が?」って思う時はありますし。
伏線や布石は自動筆記先生が適当に配置して適当に回収していきます。
結論:ノートで記事を書いても役に立たない
脳内読者くんがへそを曲げて帰ってしまった。
しょうがないじゃん! これで書いてるんだから!
パンツァーならこの感覚、理解してくれると思うんだけどなぁ?!