【東大生】心理学から見る勉強のコツ Part2
こんにちは!
今回は、心理学と勉強を組み合わせるシリーズの第二弾ということで、
やる気=学習意欲について書いていこうと思います!
前回の記事についてはこちらから見れるので是非見てみてください!
皆さん、今まで、勉強をするときになんとなくやる気が出なかったり、
苦手な教科だとどうしても勉強が長続きしなかったりしたことは
ありませんか?
そんな悩みをこの記事で少しでも解消できたらなと思って書いたので
是非読んでみてください!
Part2.学習意欲について
Qやる気が出ないのですが、どうしたらいいのでしょうか?
Aまず、その悩みは勉強に対する動機付けの方法によるものかもしれない!
ということです。
動機付けには、内発的・外発的動機付けの2パターンがあります。
内発的動機付け…行動それ自体が目的となっているもので、そこにお金や
報酬が発生しなくとも行うものということです。
例)・部活を好きだから続けている
・宿題というわけじゃないが、数学が好きだから解いている など
特徴としては、自らの興味や好きという感情に基づき行動しているため、
続きやすい・楽しい・質が高いなどのメリットがあります。
外発的動機付け…行動が何らかの目的や手段として位置付けられているもので、具体例を見てもらえればイメージが湧くと思います。
例)・親や先生に怒られるから宿題をやる
・テストでいい点をとると親に欲しいものを買ってもらえるから
テスト勉強を頑張る など
特徴としては、その行動は違う目的を達成するためなので、
その目的が達成されてしまうとその行動をしなくなってしまう・続かない・
質が低いというデメリットがあります。
そして、教育現場でも言われていることらしいのですが、それは
「外発的動機付けを内発的動機付けへと持っていくと良い!」
ということです。
しかし、学生の皆さんは外発的動機付けが多いことで悩む必要はないです。
なぜなら、年齢が上がるにつれて、内発的動機付けが低下する傾向にあるのでそうなることは不自然でないということです。
詳しくはこの調査結果を参照してください。
https://berd.benesse.jp/up_images/research/2016_oyako_web04.pdf
大事なのは、先ほども言いましたが外発的→内発的に持っていく意識を
持っていくということです!
次に具体的な対処法に入っていきましょう!
◯嫌いな科目について
嫌いな科目は、そもそも勉強しようというやる気が出ませんよね?
そういうときには次のようにしてみるといいかもしれません。
まず始めは、これを解いたら自分にご褒美をつけるなどをして
外発的動機づけから入っていって、それを続けているうちに内発的動機づけへ変化していくことを意識していくということです。
とにかく、理由はなんであれ、まず触れてみよう!ということです。
僕もどうしても嫌いだった数学とかの勉強の際は、
「◯問までといたら、おやつを食べていい」としてやる気を保ってました!
そして、次のようにする方法もあります。
やる気というのは、
意志「やり遂げよう」とする心理+欲求「したい」と感じる心理のこと
です。
そして、どうしてもやる気が出ないという人はもしかしたら
「学習性無力感」に陥っているかもしれません。
学習性無力感というのは、行動に結果が伴ってこないと無力感を学んでしまい、自分がある状況でうまく行動できるという自己効力感も低下してしまうデメリットがあります。
要するに、自分は何もできない存在だと思ってしまうということです。
ではどう対処すればいいのでしょうか?
それは、成功体験を積み重ねてみよう!ということです。
◯成功体験を積み重ねる!
自分には何もできないとやる気を出せない人は、自分ができる存在であるという自己効力感をあげる必要があります!
そのためには、小さいことから達成感を身につけていくのが手っ取り早い
です。
例
・運動をする
→体が変化することで自分の行動で変化をもたらせることを認識できる!
・1日30分はやると決めたものをやる
→非常に簡単なものからでよく、できたという成功体験を積み重ねていくのが大切だということ!
いかがでしたか?
この記事を読んでできることから頑張っていきましょう!
良ければ、スキ&フォローよろしくお願いします!
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