蔵前さんぽ
蔵前=ものづくりの街、というイメージがわたしにはある。
以前、モノマチというイベントに行ったことがあるせいだと思う。
そのときから、落ち着く街だなぁと思っていて、また行きたいと考えつつもなかなか足を運ばないでいた。
蔵前付近に、行きたい店が集まっていることに気づき、久しぶりに出かけてみた。自粛が解除されたとはいえ、今回はひとりでの散策。
いわゆる繁華街のような人混みはなく、ゆったりと歩ける雰囲気がいい。
今回行きたかったお店は、
自由丁
カキモリ
喫茶半月
koncent shop
この4つ。
行けたのはこのうちの2つ。
自由丁は臨時休業中だった。ちゃんとチェックしていけばよかったところを怠ってしまった。残念だけど、また次の機会に。
カキモリはオーダーメイドのノートと、色々な種類のペンを見に行きたかった場所。想像よりもずっと楽しい空間だった。
普段ならできない組み合わせでノートが作れる楽しさ。どれを選ぼうか、かなり時間をかけて迷い、お気に入りの一冊が完成した。
ノートが完成するまでに30分ほど時間が空いたので、喫茶半月も覗いてみようかと行ったところ、かなりの行列ができていた。ちょうどお昼時だったこともあり、喫茶店をあとまわしにして、手前に見つけたラーメン屋さんで腹ごしらえ。
こちらも人気店だったようで、少し並ぶ。
煮干しつけ麺と迷ったけど、貝塩ラーメンをチョイス。
貝の旨味と塩ラーメンのあっさり加減が混ざり合って、絶妙なおいしさでした。次に行く時は煮干し試してみよう。
お腹もふくれたところで、ノートをお迎えにカキモリへと逆戻り。
ノート以外にも便箋や封筒、メッセージカードなどなど興味を惹かれるものばかりが置かれている。文字を書く、という行為はケータイやスマホなどのIT機器の発展によって著しく減っているのだけど、考えを整理したりする時にキーボードで打つよりもまとめられて、わたしはとても好きだ。
無事にできあがったノートを手に、喫茶半月を覗いてみる。行列は少し減り、残り1組だったのでうしろに並ぶと、さほど待つことなく案内された。
わたしは甘いものが得意ではないのだが、見た目が好みだったのと、おいしそうだったので、季節のシューとアメリカンを選択。
レモンの爽やかな香りとグレープフルーツのジューシーさがあう。シューはさくっとしていて軽い。季節ごとにシューの味が変わっているそうだから、リピーターも多そうだ。
お店は広々としていて、とても居心地がいい。ひとりでゆっくり珈琲を飲みながらというのも楽しい時間ではあるけれど、だれかと一緒に楽しみたい気持ちもあったりしつつ、帰りに1階に併設されているお菓子屋さんで手土産を買って帰路につく。
コロナの中でも楽しめた一日。