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Distagon CF 50mm F4

 ハッセルブラッド用のDistagon CF 50mm F4を、だいぶ前から所有していました。前の会社を辞めた時に、同じ職場の写真好きな方から、後玉に傷があるから、という事で餞別代りにいただいたものです。
 ただ、私はハッセルブラッドのカメラは持っていなくて、当時は(私の探し方が悪かったせいもあるかもしれませんが)、マウントアダプターが意外と高くて、そのせいで使うあてもなくタンスの肥やしになってました。

 それが最近、フルサイズミラーレスの台頭のおかげで「マウントアダプターでオールドレンズを使う」というのが昔より当たり前になった結果、マウントアダプターのメーカーも増えてきています。そこで、ふと思い立ってハッセルブラッドーEFマウントのマウントアダプターを検索してみたら、5000円しない程度で売っていたので、買ってみました。

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 そして、さらにEF-フジXマウントのマウントアダプターを咬ませてX-T1へつけてみました。

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 EOSにつければいいじゃん、とも思いましたがEOSだと電子接点がなくてフォーカスエイドが効かないので、とりあえずピント拡大が容易なX-T1へ。
 後々、EOSにつけたり、E-P1なんかもあるので、そちらへも付けられるようにマウントアダプターは一旦EFマウントに変換した方が都合がいいので、いきなりXマウントへ変換せずにEFマウントを介しています。

 で、早速その辺で試写してみたのですが、このレンズ、思いのほか描写が良かったです。

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 解像度の良さももちろんですが、立体感を感じさせる描写で、個人的にはかなり気に入りました。
 実は、前の会社を辞めたのがもう7、8年前になるので、それだけ長い間使ってなかったのがもったいないくらいです。

 ただ、先に書いたように、後玉に傷がついています。

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 順光だと全く問題はないのですが、逆光や、画面内の高原があるシチュエーションだとこんな感じ。

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 所謂クロスフィルターと同じ原理で、\みたいな光条が出ちゃいます。
 あとは、これだけゴツイ見た目にも関わらずF4なので、そこまで大きくぼかせない、というのがネックではありますが思った以上に描写が気に入ったので、思いのほか持ち出す機会が増えそうです。

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