仙台のクリニック2回目の受診②
診察室では、
先生がにこやかに迎えてくれた。
今回、先生に言われて、
移植した病院から、
今まで行ってきた抗がん剤のレジメンと
放射線治療の内容が全て書かれている
医療情報提供書を用意してきた。
先生は、とても丁寧にその情報提供書を
確認してくれたみたい。
それで、1時間近く待ったのかな…と嫁は思った。
先生が言うには、
他の患者さんで、
同じように移植を経験した男の子で、
精子が発見された方は、
これよりもキツイ治療をしてたから、
希望はありますよ。
ということだった。
この言葉だけでも、嬉しい、と思える。
次に、前回とった血液検査の結果である。
Y染色体微小欠失は特になし。
ホルモン値は、
プロラクチン 6.23 ng/mL (基準値3.58~12.78)→正常
LH 10.10 mIU/ml (基準値0.79~5.72) →高い
FSH 32.47 mIU/mL(基準値2.00~8.30)→高い
テストステロン 6.38 ng/mL(基準値1.92~8.84)→正常
であり、
LHとFSHが異様に高いのは、
精子が作られていない証拠とも
言えるものである。
他の検査値は特に特記するほどの
異常はなく、
FNAマッピングの適応になるらしかった。
先生
「では、FNAマッピングの準備だけど…」
!!!きた!!!
だ、旦那くん、すまぬ!!
嫌な役かもしれないが、
お願いします!!(´;ω;`)
嫁は、ちょっとドキドキしていた。
続く。