飲食店を支えてくれている農業林業の未来のために
正直なところ
農業ってマジで大変。
自分のためだけに栽培するのは
手間と愛情をかけて楽しい範囲でできるけど
生計を立てたり、こだわりを貫いたり、従業員を満足させようと思ったら、設備投資も必要だし、維持管理費も半端なくコストがかかる。
おまけに、自然環境にも左右されるし、災害起きたら収入が激減するし、ホンマに大変。
農業従事者も高齢化が進んで
放置されてる田畑樹木も多く
大きい声では言いにくいけど
親の大変さだけを見て感じて育ってしまったら
子どもたちは、「やりたくない!」スイッチが入る率が高くなると思う。
じゃあ、若い人に後継しようと思っても、カッコイイだけでは続かない。子育ても農業もってすごく大変。
そもそも論で、消費者である僕たちが
食が財産であることや
農家さんの優しさを当たり前化して
安かれ良かれで撒いた種(市場価格の低下)。
キレイじゃないと買わないのも原因のひとつだと思う。
この間知り合った純農家を目指してる
志し高い方から伺ってビックリしたのが
純農家さんになるために行政へ行かなくてはならないこと、やらないといけないことが半端なく多かったこと。
なかなか里から街へ動くのにも
時間とコストがかかるし
正直なとこ、やらなくてはいけないからやってるけど、街に行くより畑に行きたいと思う。
この辺りの手間こそ
流行りのリモートで削減して
超簡易的にして欲しい。
もしくは動いてあげて欲しい。
良くないかもって思いながら
だらだら継続してきたことや
みんなやってるからって
イヤなのにやってきたことを
整理できるタイミングだし
コロナから学んべることは多い。
僕の周りにも、こだわりを強く持った
沢山の農林漁業に従事してる仲間がいる。
僕たち飲食店も、めっちゃ沢山の
農林漁業者の皆さんがいてこそ
成立させてもらってる。
小さなことでも各々できるコトが沢山ある。
ぜひぜひ
日本の農林漁業に手厚い支援と国策と変革を!
6月中旬に農業支援が可決されて
たぶん下旬には申請が始まる👇
https://www.agrinews.co.jp/p50898.html
食は生きる根っこ。
その根は農に関わってくれてる皆に
支えられていることはマチガイない。
いつの日か市場価格を
1次産業従事者の皆さんが自信を持って決めて欲しい。
元気なお野菜100円ってなんやねん!!