身体のツボを温めてみよう
今回は、温熱セルフケアの具体的な方法を紹介し、免疫力と内臓の働きを向上させる身体のツボについて解説します。
セルフケアを行う皆様のお役に立てれば幸いです。
免疫を上げる2つのポイント
免疫力は病気から身体を守る力であり、ストレスや不衛生な生活が続くと免疫力が下がり、病気にかかりやすくなると言われています。
下がった免疫力を改善させる方法のひとつとして、身体のツボを温めることが挙げられます。
(指導・医学博士 高橋秀則先生)
免疫力のツボ
免疫力にかかわるツボとして、代表的なものの一つとして胸の中央にある胸骨上の膻中があります。このツボを温めることで、免疫力の改善に期待できます。
肩甲骨の間に挟まれるように位置する身柱免疫力に係わるツボになります。
これらのツボは予防のために日頃から温めることがお勧めとされています。また、体調が悪い時にも免疫力を高める目的で温めることが重要です。
内臓の調子を改善させるポイント
次に、内臓を改善させるツボについて紹介します。
内臓の中でも肝臓と腎臓は普段は沈黙を守り続け、限界までがんばって働き続けることから、沈黙の臓器とも言われています。
しかし、これらの内臓はストレスや肉体的な負担が続くと、その働きが弱まり、身体全体の健康に悪影響を与える可能性があります。
肝臓を改善させるツボとしては太衝が挙げられます。
腎臓を改善するためのツボは、内側のくるぶしの上にある三陰交です。
2つのツボを温めることで、肝臓と腎臓の働きが向上し、慢性的な症状の予防に寄与します。
胃が気になる方にお勧めのツボは、親指とかかとの中央に位置する公孫です。このツボを温めることで、胃の不調の改善に寄与します。
これらのツボを直接温めるだけでなく、腹部を温めることで間接的な効果も期待できます。
免疫力と内臓の働きを改善するために、定期的なセルフケアを取り入れてみてください。
温熱器のセルフケア以外にも、免疫力を向上させる三井温熱流の足浴術もあります。解説はこちらから確認できます。
最後に
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