自律神経と坐骨神経痛
システムエンジニアさんの症状
足を引きずりながら、三井温熱にお越しになられたのは30代のシステムエンジニアの方です。半年前から腰の骨のヘルニアが原因の坐骨神経痛で、かなり痛いけど手術もできない状況でした。
この方の坐骨神経痛の痛みがずっと治らない原因は糖尿病が関係しており、ヘルニア(整形外科)×糖尿病(内科)という2つの原因がある為、手術もできず、痛み止めの薬と湿布を渡されているだけの状況とのことです。
糖尿病とヘルニアの関係は書くと長くなってしまうので省略しますが、手術する策も絶たれたまま、常に痛みを抱えながら長時間のパソコン業務を続ける苦痛は、本人以外にはなかなか理解してもらず辛いものです。
三井温熱には両親のお知り合いの紹介で来られたようですが、本人は温熱効果にはまだ半信半疑です。
担当したスタッフは、「自分がもし整体しかできなければ、お客様を改善させることは出来ませんが、三井温熱療法ならば改善出来るはずです」と断言したそうです。
でも坐骨神経痛で腰やお尻や足が痛くて苦しんでいる人に、自律神経の話をしても理解を得られないことがあります。
自律神経との関係
お客様は半年以上も身体と心が痛い状態で、自律神経にも悪影響が出る状態です。なぜなら、痛みと不安で辛い感情が続くと、自律神経のバランスが乱れるからです。
本当に自律神経のバランスが乱れる前はに身体は無自覚に自己防衛反応を起こし、風を引いたりぎっくり腰になったりするのです。
身体にとって異常な状態になっている状況を身体は理解しています。なので、自律神経が働いて自動的に治そうとします。
しかし、痛みと不安の感情が長く続く場合は、自律神経も気持ちよく働けなくなってしまい、いつまでも坐骨神経痛が治らない状態が続きます。
痛みがラクになれば、耳を傾ける余裕が生まれる
少しでも三井温熱療法で痛みが和らげば、効果を実感できたお客様は痛い場所以外の話にも耳を傾けてくれます。
温熱療法だけで最初の痛みにお客様が勝てないなら、温熱療法以外の方法で何が何でも最初の痛みに勝てるようにしていきます。
でも、今回のように内科(糖尿病)が関係する坐骨神経痛の根本改善のためには、どうしても温熱で自律神経を施術する必要があります。
坐骨神経痛で悩んでいるお客様に自律神経の施術を行う理由を話すのは難しいので、自分の痛みや症状に大きく関係していると実感してもらえるようになるまで、施術を行う側に相当な努力が必要です。
それができるように情報をインプットし続けることは当然ですが、坐骨神経痛の痛みと(初めて聞く話なので)結びつきにくい自律神経の話に耳を傾けてもらい、理解していただかないと、高温熱刺激に辿り着かないのです。
ここを疎かにして中途半端な温熱をしても、「温熱で坐骨神経痛がよくなった」とはなる保証は出来ません。
患者さんの置かれた環境はそれぞれバラバラで、ここは高温熱刺激が必要というケースが多々あります。今回もそうでした。
多くの治癒過程(今回の場合は坐骨神経痛が治る道筋)にたくさんの血液循環が必要ですので、自律神経の不調を改善しなければ血液循環も良くなりません。
これらを毎回、三井温熱のスタッフは身体の改善に近づけるため、繰り返しお客様に話しています。
最後に
最後までご覧下さりありがとうございます。
今後も三井温熱療法に関する情報をお届けします。
三井温熱スタッフの施術を受けてみたいと思いましたら、ぜひ店舗にお越しください。
三井温熱株式会社公式ホームページサイト
https://www.mitsui-onnetsu.co.jp/
三井温熱公式オンラインショップ
https://mitsuionnetsu-ec.jp/