これから温熱器を使う方へのアドバイス
寒い季節になると、温熱器の購入を検討される方が多数いると思います。
今回の記事は、温熱器を購入済みで使い方がよく分からない方や、上手に使う自信がなくて購入を迷っている方を対象とした内容になります。
下記のリンクから温熱器の購入やレンタルができますので、ご検討してみてください。
三井温熱器にはさまざまな使い方があります。
温熱療法師の指導を受けて購入された方でも、使い方がわかりづらいことがあります。この記事では、温熱器の使い方と持ち方、そしておすすめの温める部位について説明します。
温め方
基本的な温め方は大きく2つあります。
とめて温める
流して温める
1のとめて温めるは、一か所ずつ温め、熱くなってきたら隣接する部位に温熱器を移動させるやり方です。
温熱器を衣服の上から使用しますが、長時間直接あてると低温やけどの危険があるため、付属の布カバーを使用するか、衣類の上からあてることをおすすめします。
ただし、厚手のセーターなどは熱を遮断するため、綿製品の衣類の上から使用することがおすすめです。
2の流して温めるは、アイロンをかけるように、発熱部をゆっくり動かす方法です。
布カバーを付けて、素肌や衣服の上から温熱器をゆっくり動かします。両方のやり方を組み合わせて使用することもできます。
どちらの方法も、同じ場所を繰り返し温めたり、過度に熱さを我慢したりすると低温やけどの危険性があるため、注意が必要です。
温熱器の持ち方
次に、温熱器の持ち方について説明します。温熱器の持ち方は、熱の伝わり方に影響を与えます。主な持ち方は以下の3つです。
一本持ち
逆手持ち
ラケット持ち
一本持ちは、首・腕・指先などの細かい部位に適しています。
これにより、細かい動きが可能になります。
逆手持ちは、手のひらで発熱部を逆にして持つ方法で、広い部位に圧力をかけて温める際に役立ちます。
ラケット持ちは、身体の反対側を引き寄せる動きに適しています。
発熱部が身体にしっかり接触するように工夫してください。
基本のポイント
痛みや不調を感じる特定の部位を温めるだけでなく、健康回復や健康維持のために基本的な部位を温めることをお勧めします。
背骨を温めることは、温熱ケアの基本となりますので、脳神経や脊髄神経が走る重要な部位です。
身体の異常は体が反応するポイントとして現れるため、このポイントを温めることが重要です。
背骨と周囲の筋肉を温め、緊張した背中の筋肉をほぐし、左右のバランスを整えましょう。
自分で行う場合は、仰向けに寝て温熱器を身体にあて、ゆっくり温めることができます。
ソファなどにもたれながら使用することも快適です。また、らくらくマイハンドを使用すると、背中全体や特定の部位を狙って、簡単に温めることもできます。
腹部や胸部はセルフケアがしやすい部位であるため、積極的に温めて健康維持に役立てましょう。
十二指腸(腹部、へその斜め右側)を意識して腹部をほぐし、胸部を開くことで、より効果的なケアが可能です。
最後に
最後までご覧下さりありがとうございます。
三井温熱では、セルフケア講座を開催しております。
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