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「AirPods」から「AirPods Pro」に乗り換えた。違い、得たもの、失ったもの。

Proに乗り換えて2週間ほど経ちました

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AirPods(無印)は1年あまり使いました。
その使用感はまったく大満足で、「やっぱApple製品は最高!」という感じでした。

しかし、今回はノイズキャンセリング機能がどうしても必要になり、数多あるノイキャン機能付きイヤホン・ヘッドホンの中から、「AirPods Pro」を選択した、という感じです。

せっかく両方買ったので、それぞれ比較してまいります。

通勤電車の中でも、オーディオブックが聴こえる

僕は最近、通勤時間にオーディオブック(Audibleとかaudiobookとか)を聞くのにハマっています(今は『天気の子』を聞いている)。

オーディオブックって音楽と違って「聞き逃し」が致命的なのですよね。小説でも新書でも、10秒くらい聞き逃すと内容がちょっと迷子になる。

そして電車に乗ってしまうと、走行音がかなり聞こえてくる。「AirPods」(無印)はノイキャン性能はないので、オーディオブックはとても聞こえてこない。

その点「Pro」を使うと、オーディオブックの穏やかな朗読でもしっかりと聴こえる。

このノイキャン性能に期待していた身としては、「Pro」もまた大成功の買い物でした。「Pro」で得た最大のものは、電車の中でも音声がクリアに聴こえるノイキャン体験でしたね。

その他得たもの:自室でも静寂

僕は東京の狭いワンルームに住んでいるのですが、キッチンの換気扇は常時回しています。また、洗濯物を室内干ししているときはサーキュレーターも運転させています。

この音、気にならないときは気にならないのですが、気になるときは気になる。しかし、これも「Pro」をつければ解決。まったくノイズのない室内は心までクリアになるような居心地の良さです。

※ちなみに、ノイズキャンセリングは音声を流していないときでも使用可能なので、静寂を手に入れるためだけに「Pro」を装着するのもあり。

でも、「Pro」ならではのデメリットが3つある

では、Proにまったくデメリットがないかというとそんなことはなかった。どれも些細なことではありますが、1つずつ書いていきますね。

その1:収納する「カチッ」の快感が、無印にくらべ減

AirPodsの快感の一つとして、充電ケースにイヤホンをしまうときの、カチッというフィット感は外せないと思います。「あぁ、自分はいいものを使っている」という自己満足が演出されてさえ、いる気がします。

ですが、最初の写真を見て頂ければ分かる通り、細長い「無印」に比べて、「Pro」は小さめの造形で、充電ケースも横長です。そのためか、カチッの快感はほぼ失われている気がします。

その2:耳から外したときの、イヤーピースのめくれ

これは写真でご覧ください。

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ノイキャンのためか、Proにはイヤーピースが必要です(購入時、大中小3種類が付属)。そして、写真のような現象が10回に1回くらい起こります。

これは、イヤーピースのない無印では起こり得なかったことですね。単に僕の耳とイヤーピースのサイズ問題の可能性もありますが…w

その3:上司へのレスポンスが1秒遅れる

職場でもイヤホンが許されているのですが、ノイキャンを使っていると、話しかけられた時に対応が遅れます(それこそ聞こえないので)。

そしてここからが重要。

「Pro」は、下部のニョキっと伸びている部分が、スイッチになっています。つまむとカチッと音がして、音声の再生・一時停止ができます。

そして、ノイズキャンセリングのオン/オフはこの長押しによって操作するのですが、長押し判定に体感1秒かかります。

そして、職場で上司に話しかけられたときの1秒って、めちゃくちゃ長いんですよね。僕は、相手がとくに偉い人の時とか、急いでいそうな場合のときは、この長押しを使わずにイヤホンを外しています。

(上司と話すなら礼儀としてイヤホンは外すべき、という論はひとまず置いておいてください笑)

長押し/単推しにどんな操作を割り当てるか、カスタマイズできればよかったのですが、どうやらできないっぽいんですよね。そこが唯一の不満点です。

まとめ:ノイキャン信用◎。切り替えの運用をマスターして神アイテムにしたい

元々僕は、ノイキャン付きのAirPodsが欲しい!と思って「Pro」を導入したので、その点については大満足でした。やっぱProのノイキャンはすごいっすよ。

あとは、シーンに応じたノイキャンの切り替え運用を磨いて、より自分に快適な使い方ができるようにしたいっすね。


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