「夜に星を放つ」日常の人間関係
窪美澄氏著書、直木賞受賞作です。
普通のどこにでもありそうな日常を描いた短編作5集をまとめた作品です。
離婚、再婚、幼なじみ、初恋、いじめ、双子姉妹と、よくあるような無いような、これが傍から見る今の日本の日常だと言わんばかりの作品です。
各話最後がスッキリしない(起きたことを、最後まで描かれない)のですが、人生とはそうあいまいさが、生きてる間ずっと続いてるのではないかと、ふと感じました。
甘酸っぱいところもあり、とても良い作品で好きです。
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