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映画「ブレット・トレイン」 断然面白い!

伊坂幸太郎著の「マリアビートル」が原作の映画。今回、時間の都合もあり邦訳版で鑑賞したが、当たりだった。原作は読んでないが、2時間半あっという間て、面白さ抜群だった。
R15指定です。血生臭い凄惨な場面が多く子供にはきついが、エンターテイメントの映画として、スピーディで緩みがないく、作り方はKILL BILLを彷彿とさせる。
日本の駅などの差異の細かなところは置いておいて、出だしから結末まで複数の殺し屋が新幹線という密室の中で殺し合うさまはスリリングだった。そこに、ユーモラスな掛け合いがうまく取り入れられており「クスッ」と笑ってしまうのは、翻訳されて日本語で聞き取ってるからだと思う。日本語で観るのがオススメ。

ストーリーは、ブラット・ピット演じるコートネーム「てんとう虫」が、乗客のアタッシュケースを盗む仕事を代理で引き受けるところこら始まる。盗んで、次の駅で降りるだけのはずが、そこにはヤクザの息子や殺し屋がウヨウヨで、アタッシュケースの奪い合いが始まる。皆、仕事以外にも心に秘め事があり乱れ撃つなか、列車は終点の京都に向けて突き進む。運びのしごとを完了させるためのあの手この手が、ドキドキハラハラで面白かった。
原作が面白いから、映画は更に捻らて、さらには日本とは桁違いの制作費により面白くなっているのだろう。日本では、真似できない迫力だもん。ほんと、ハチャメチャにしてくれる。また真田広之も、歳をとった役柄が板についてきたと感じた一本だ。
是非、劇場で。

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