天道満彦

天道満彦とは、エンターテインメント時代劇ユニットSTAR☆JACKS主宰ドヰタイジ(俳優、演出家、殺陣師)のペンネーム。2015年後半頃よりこの名で劇作を発表中。このnoteでは主に、兼ねてより夢だった小説を公開予定です。時々は小説に拘らず、天道満彦名義のモノを上げる事も。

天道満彦

天道満彦とは、エンターテインメント時代劇ユニットSTAR☆JACKS主宰ドヰタイジ(俳優、演出家、殺陣師)のペンネーム。2015年後半頃よりこの名で劇作を発表中。このnoteでは主に、兼ねてより夢だった小説を公開予定です。時々は小説に拘らず、天道満彦名義のモノを上げる事も。

最近の記事

メビウスの劇場公演を終えて

1/11 STAR☆JACKSの有人の劇場公演としては約1年半ぶりの作品『メビウス』(脚本:ナツメクニオ(劇団ショウダウン))が終演致しました。 しかし、この後も今月末(2021.1)まで、配信映像がご視聴頂ける様になります。 それを受けまして、千秋楽でまさかのダブルコールを頂きまして、急きょご挨拶させて頂きました言葉を、意訳も含め掲載させて頂きます。 これは僕の本心です。 カーテンコールご挨拶全文 本日はご来場ありがとうございます。 大阪にも間もなく二度目の緊急事態

    • 新年のご挨拶とご報告

      新年明けましておめでとうございます。 今年でようやく長かった厄年が明けます!! 昨年の後厄は、これでもかと言うぐらい試練の一年でした。 が、これは私自身のみならず、世界中が同じ苦しみを味わった一年だったのではないでしょうか。 世界中の方々の仕事や余暇がままならぬ、様々な価値観が一変した2020年が過ぎました。 新たな希望に満ち溢れた2021年になる事を心より願って止みません。 そんな未曾有の経験をしている最中ではありますが、私ドヰタイジは2020年末を以って16年在籍した

      • ONLINE THEATRE -DISTANCE FREE-を終えて

        どうも天道満彦です。 お久しぶりのnote投稿になります。 取っ掛かりが小説家・天道満彦になる為に開設したページなので 必然的に小説を書いた時にしか現れない、現れられないサイトだったので、 これを機に、劇作家・天道満彦としても、演出家・殺陣師・俳優のドヰタイジとしてもちょこちょこと想いの丈をお伝え出来ればいいなと思っております。 よろしければ、このままお付き合いください。 ーONLINE THEATRE -DISTANCE FREE-を終えて感じた所感ー 俳優となって

        • 風を探す

          鎌倉時代以降に広まった、辞世の句を詠む行為は、文人の死の間際や、武人の切腹の前等に詠まれる様になった。 広い意味で、死を意識せずに残した最後の詩歌も辞世の句と呼ばれている。 死の間際にならなくても、どう生きたいか、どう生きたかったか、どんな人生だったか、どんな世界を望むのか…。 そういう想いを形にして遺す、遺言とはまた違ったいずれ来る『死』への準備だ。 日頃、時代劇の世界で生きる事の多い私も、実の所、既に辞世の句を遺している。 それがこちら↓ Twitterの固定記事に

          足掻く男の挑戦。

          初めての投稿であげた小説版『瓦斯(そら)に舞う紙の翼』。 初めて小説を書いてみて分かったのは、頭の中で浮かんでいることをそのまま(もしくは事細かく)書く小説と、頭の中に浮かんでいる事は口頭で言えばいいから役者のイメージが湧くものだけをト書き(※俳優の動作を指示する注意書き)に残す脚本との違い。 ある意味で 小説=読者の頭に浮かぶ世界が全て。 脚本=役者の頭に浮かんだものと演出家(※脚本家と同じ場合が多い)の頭の中に浮かんだものを摺り合わせて創るものが芝居。 の世界なので、

          足掻く男の挑戦。

          Until I fall asleep.

          印刷会社に勤める河村康雄は、今日も午前様だった。 寝ている妻と息子を起こさぬ様に出勤し、寝ている二人を起こさぬ様に帰宅する毎日。 同僚達は「勘弁してくれよ、世の企業さんはもっと計画的に物事を進めて欲しいよ」と喫煙所で愚痴る。 しかし、収益のおよそ三分の一が年末年始に偏るこの印刷業界にとっては、この駆け込み需要に頼らざるを得ないのが現状だ。 康雄の勤める会社も、元々有って無い様な形ばかりの週休二日制がその体を成さず、二週間に一日の休みで年末商戦を乗り切ろうとしていた。 例に

          Until I fall asleep.

          眠れる財宝

          “この物語はフィクションです。登場する人物(天道、三原)・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。” その1  『瓦斯(そら)に舞う紙の翼』を書いた頃の話をしようと思う。これは私と三原の回顧録だ。  劇団員の三原悠里は、以前から折に触れて「二十歳の間に一人芝居をしたい」と公言していて、その時はまさか自分が書くことになろうとは思いも寄らない私は、その度に「頑張ってー」という他人事の様な返事しかして来なかった。  ある時、確か2017年の暮れ頃だった様に思う

          眠れる財宝

          今日は小説家・天道満彦の誕生日

          はじめまして。 普段私は、ドヰタイジという名でSTAR★JACKSという劇団を主宰をしていたり、俳優、演出家、殺陣師として活動しています。結果、何屋さんか分からないぐらい、結構色々な仕事をさせていただいている中で、脚本家としても活動しておりますが、およそ四年ほど前からペンネームを使用しています。 それが、天道満彦という名前です。多岐に渡る仕事を、今までは全てドヰタイジとしてやってきていたのに、何で急にペンネームなんか付けたんや?と、当時は周りの関西演劇人からやいのやいの言

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          今日は小説家・天道満彦の誕生日

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