JCでスイッチが入る瞬間~議案と私~
こんにちは!
光秀マインド足立聖忠です!
昨日の続きで皆さんお待ちかね。
議案の鬼みたいに最近JC仲間からは言われますが。私も議案嫌だったんです。苦手だったんです。そんな2015年に議案を書くことになった時のお話です。
T委員長に「副委員長たるもの年内に一本は議案をしよう」と言われ、良い機会を与えてもらったと思い頑張りますと取り掛かることに。ただこの当時が車屋さんの勤め人でありながら、その車屋さんで新規事業を立ち上げることになり、朝から夕方までは通常業務をこなし、夕方から0時までは新規事業の現場に入るという生活が始まっていました。
隙間時間を見つけては議案に向き合うんですが「事業に至る背景」と「事業目的」の記載にものすごく苦戦したのを覚えています。
よく言われた言葉が
「事業に至る背景と目的と事業手法に一貫性が無い」
「この背景と目的がつながっていない」
「この事業手法で目的が達成できるのか」
青年会議所理事経験者であればどれも聞き覚えあるかと思います笑
初めて理事をした時にこの部分は悩む人も多いと思います。私もそうでした。
たった100~150字の文章を何度も何度も直します。
夜中に修正して委員長に送ると上記の言葉が繰り返し言われます。自分では修正をしているつもりでも同じことを言われる。そのうちこの100~150字に費やす時間を馬鹿らしく感じるときもありました。
この議案の一番冒頭に来るこの「事業実施背景」と「事業実施目的」これがうまくかけず議案が嫌いになるJCメンバーも本当に多いと思います。
この時間から目をそらすか向き合うか。これは自分の起こす行動に対しての目的意識やその行動の意味を自分自身に問う機会になっていたと今は思います。
何もしたくない人には地域のことを調べ、何をすべきかを学ぶ機会となり
何をしたかが明確にある人でも、その起こしたい行動が何のためになのか、そして何を目的とすることでその活動、行動の成果の検証とするか。
この課程は自身の社業や何かをしようとするときに自問自答するときに大きな変化を生み出しました。
私の初議案作成の話に戻ると、何十回という修正の末に委員長に泣きつきました笑
何とか理事会での審議まで取り付け、事業の実施(身内向けなセミナー)、そして終わったとホッと一息。かと思いきや
「報告書の作成よろしく」
そう議案は終わった後もあるのです。
事業用に作成された計画書のまたまた苦労した「事業実施背景」と「事業目的」と向き合うことになります。ここで改めて気づきと学びの機会が生まれます。事業を実施したことで本当に当初の目的が達成され、背景に記載した問題、課題の解決ができたのか。
ここで気づくのが背景も目的も高すぎる記載をすると検証や達成に関する記載ができないのです。
背景、目的は綺麗な言葉を使えばなんとなく形にはなります。ただ報告書を作成する過程で本当に自分のしたかった事と解決したい課題との差を感じることになります。
私と議案は自分自身のやりたい事の整理や、やりたくない事(今まで興味が無かったこと)も深堀したり、調べたりする機会になります。
自分が好きな事だけを選び、自分に関係する事だけをやっていると出会わない人、出会わない事が沢山あります。自分の選ぶ未来さえ違う形になることもあります。
最初は苦痛になることも多くある議案ですが私は向き合って良かったと思っています。
そして次回は2015年で私のJCスイッチに大きく関わるもう一つの京都ブロック出向~初めてのブロック大会~城陽大会~について思い出しながら書きたいと思います。
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