前例が無いことの続き。そこに青年会議所の価値の一つがある。
こんにちは!
光秀マインド足立聖忠です!
昨日の記事の続きで実際にあったことを色々書ければと思います。
前例が良くない方向に言われたのは2018年のことでした。私が初委員長でゆらのガーデンの出店者協議会へ行ったときの話でした。事業の説明をして、協働や事業コラボの話を持って行きました。しかし、そこで青年会議所はあまり歓迎されていませんでした。それは過去に片付けの不備や、モノを勝手に店舗の側に置き去りにしたりの悪いイメージでした。またゆらのガーデンは福知山城の麓にある芝生のエリアで、商業施設も立ち並びます。飲食店だけでなく、写真屋さん、衣服の販売店もあります。営業時間や定休日はまちまちです。
このゆらのガーデンは福知山市でいうと産業観光課の管轄となります。芝生の利用に関しては市に使用許可を出します。しかし、出店者の月例会議や運営はまちづくり株式会社が管理をしています。そして各店舗はそれぞれの営業スタイルで日々奮闘されています。
使用許可と運営が少し違うのです。
その他にもゆらのガーデンはガーデニングサークルの方が有志で花壇の手入れをされたり、周辺の清掃をされたりしています。
そんな関わり方が様々で、色々な人が活動をするのがゆらのガーデンです。当時私が言われたのは「福知山市に許可だけ出して、勝手にイベントして散らかしていく団体や、行政も勝手にイベント組んでこちらにはトップダウンでしか情報が降りてこない。」という事でした。出店者協議会の皆さんも色々な思いで苦労をされていました。
その年、出店者協議会の会議には毎月私も参加をしました。そこでイベントの内容や構築を一緒に協議し、時には行政に私から手案を持って行くこともありました。
そして迎えた事業実施では、初めてのことも多くありました。この年があったからこそ今できること、連携できる人が多くいるのは事実です。
青年会議所はイベント屋さんではありません。地域課題や問題意識に対して、何か変化を起こす運動を実施する団体です。イベントはその手法の一つでしかありません。イベントの実施でどんな「前例」を作るのか。そのことでその前例は良い方向へ向かいのか悪い事例となるのか。そんことを意識して是非一つ一つの議案に向き合って実施を目指してもらいたいと思います。