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知らない人と知っている人。あなたの当たり前は皆の当たり前ではないかもしれない。

こんにちは!
光秀マインド足立聖忠です!

先日、ある人と話をする機会がありました。その方はある分野で10年の経験の中でとても才能あふれる方で、ただ職場環境や人間関係でその職から身を引くことになりました。
とてももったいないと思うと同時に、能力、才能があっても人間関係や職場の環境、未来に対する希望やワクワクが無いとその力はその業界、その分野から離れていってしまうという事を改めて感じました。

職人気質な方で多いのが「こだわり」「マイペース」といった点かと思います。自分の集中できることに対して人並み以上の能力や技術の習得ができるのだと思います。ただそのこだわりや自分のペースというものは他の人と合わないことも多く、ほとんどの業態でもあると思いますが、営業担当と製造担当のギャップが生まれます。

営業は顧客のニーズや要望に一番近いために声を一番受けます。その声は無理な納期や要望も少なからずあります。製造側では納期や管理されたスケジュールの中で最善を尽くします。そこに急な要件を持ってくるのが営業です。

営業は顧客の「なんとかして」に答えたい。製造は「良いもの」を予定通り出していきたい。給与のシステムの差もあると思います。比較的営業は売り上げに応じてインセンティブ設定があります。しかし、製造は年間の売り上げに対してのボーナスの変動であって、顧客単位、その日ごとの成果を評価されることが少ないです。

これはそれぞれの言い分があり中々かみ合う事はありません。一番は両方の経験者であることですが。

また立場の違いだけではなく、些細な事でも知っている人と知らない人で当たり前にしてしまっていることがあります。例えば最近の飲食店はスマート化が進み、注文をスマホでしたり、タブレットでしたりします。この操作も苦手な人からすれば嫌なものです。

整理整頓の意識が高い人は職場でだらしなくしている人のテーブルや動作が嫌になります。

私の車業界で言えば、整備士さんは工具の位置や置く向きへのこだわりが強いです。そして仕事を途中で止めたり途中からすることをすごく嫌います。

人手不足、人材がいない、若い人がすぐ辞める。そんな声を良く聞きます。
新卒採用したことが無い中小企業も多いです。人を育てる、働く環境を整える。無いものねだりではなく今をより良くする意識をもって多くの仲間とワクワクするチャレンジを続けていきたいものです。

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