JCの副理事長職は楽?大変?
こんにちは!
光秀マインド足立聖忠です!
今日は青年会議所の副理事長という役職について書きたいと思います。私が初めてその役職を拝命したのが2017年の時です。
青年会議所の副理事長の担いをざっと書くと
➀理事長の代理で挨拶や他団体へ出向く
➁理事長の年間計画を実行する委員会のいずれかを担当し、その委員会の運営を見守るとともに、委員長の進む方向を導き成長させる
この2つが大きな担いとなります。また青年会議所は理事会という毎月開催される事業の承認を得る会議があります。この会議には委員長と共に上程し、委員長が言葉に詰まったり、上程で行き詰った時にサポートをします。
また理事会の2週間前には正副役員による会議があります。そこには委員長は不在で、理事長、副理事長、監事、専務、直前理事長で開催されます。そこでは現状理事会に上程予定の議案を事前に話し合う場です。この正副役員会議がまた面白い機会を作っています。
それは委員長の今しようとしている計画を担当副理事長が説明をします。
自分が作ったものなら隅から隅まで説明できるのは普通なことですが、自分が計画したものでないものを説明するのです。これは理事長の想いをしっかりうけ、普段から委員長の事業計画にしっかりと寄り添うことが必要になります。また自身の担当委員長の目的や想いをしっかりと聞いていないと会議で言葉に詰まります。
私もこの理事長の職をうけるまでに2回副理事長をさせていただきました。正直な感想は難しい役職でした。自分がやるのではなく、他人を導き、また役割をやらせる指示的な関係ではなく、担当委員長の気持ちを高め、委員長のやる気や想いを前向きに導くことが大切になりますが、どうしても経験の多い副理事長が口や手を出してしまいます。
そのことで自分自身に問っても委員長にとっても良くないことが起こります。
そんな中間管理職的な役割がJCの副理事長です。
と副理事長の職のことを書きましたが私の2017年の副理事長はちょっと違いまして。
担当した委員長がJC歴は浅いもののスーパーできる方でして。むしろ指示されたりしていました。そして議案もJC的な書き方やルールはあっという間に習得され、根回しや役員への調整もお手の物でした。
とある正副会議前に委員長と打ち合わせをすると
「今の計画はこの方向性ですが、この部分だけは譲れないので正副でも押し通して下さい」
みたいな感じです。
立場逆転みたいになってましたが、委員長の企画が私自身にとってすべてが新鮮で、多くの学びの機会もいただきました。委員長が「制約理論」を例会でします。と話があり私も担当副理事長として説明できる必要があるため勉強していると
「ちょうど申し込みが今日までですが、今度のお盆期間中8月11日~13日にプログラムがありますよ。」
てっきり委員長も受けるとばかり思い急いで申し込むと委員長は帰省で行けないと。。
そのプログラムでは朝から夕方まで脳みそクタクタになるまで勉強し、どっぷりはまってしまいました。(のちにスポンジキヨと言われる良いものはすぐ吸収する体質です)
吸収しすぎて勉強会終了後の会話の仕方まで影響を受け、妻には「キモイ」と言われる始末でした。
少し話はずれますが青年会議所活動で「背景」「目的」「手法」の書き方やつながりが上手く書けない人はこの制約理論、TOCを学ぶとすごく良くなります。言葉と言葉や事象に対する因果関係について考える力がつき飛躍的に議案も書きやすくなります。
そんな私の初副理事長は委員長が凄くできる人だったので、必死に勉強していく1年でした。そんな副理事長と委員長の関係性はとても深いものになります。深すぎて仲が悪くなるパターンもあります。刺激的な副理事長を終えていよいよ2018年クレイジーきよと呼ばれることになる事業が生まれた年です。そんな2018年は何本かに分けて書こうと思います。次回もお楽しみに!