食を変える時、レシピ、品数、栄養よりも最重要なこと
こんにちは!
中野光恵です。
先週末...
製菓学校で働く管理栄養士の友達と話していて、出た話のひとつに
「これからは特に、食材の質や流通を見極められるって生死を分けるよね。」
ということが。
生死って、大げさ!?
と思うかもしれませんが、本当にそうなんです。
家族の健康を守りたい
生理痛、花粉症、鼻炎などのプチ不調が多い
小さい子どもがいる
妊活中のカップル
コロナ対策で、免疫をあげたい
身体に良いことを少しでもしたい人には、必見の記事です♡
食材の質、流通がなぜ大事か?
あなたは、日々の献立や食べるものを選ぶ時
何を基準にしていますか?
すぐに買えること?
安いこと?
栄養が豊富かどうか?
○○が××の症状にいいから?
身体に良いもの?
家族が好きなもの?
裏の表示を見て、安全なもの?
「何も考えずに買っている」
という方も、何かしらの基準はあるはずです。
そして、「どこで」買っていますか?
近くのスーパーやショッピングモール?
宅配?
オンラインショップ?
商店街?
農作業手伝ったお礼?
(最後のは、地方あるあるかなw)
今は
ウェブで調べて、リアルで買う
もしくは
ウェブで完結できるお店
も多いので、
自分の望む時間の使い方に合わせての購入も多いかと思います。
食材の作られ方、知っていますか?
食事を変えるなら
あなたは何から変えますか?
食事に関心を持ち始めたばかりの頃なら、
「○○(栄養素や食品)は××の症状を和らげるのにいい」
食事に関心を持ち、ある程度取り入れるのが上手くなってこられた方なら
「○○は身体に良くないから控える」
というところではないでしょうか。
実はこれらの考え方...
健康やなりたい姿へのルートでは遠回りになることが多いんです。
例えば、「鉄分を摂るために、鶏レバーを摂る」と決めたとしましょう。
鶏レバー自体は、どこでも手に入りますが...
お肉になる鶏の飼育方法を知っていますか?
体重を増やし、出荷時に高い値段で売れるように抗菌剤やホルモン剤を多用していることを知っていますか?
そして、その抗菌剤やホルモン剤は、口にすることであなたの身体にも働きかけ、蓄積し、腸内環境や内分泌(ホルモン)に影響を与える可能性があることを知っていますか?
そして、肝臓は解毒を司る器官。
鉄分を摂るメリット以上に、身体を継続的に傷つけるリスクもあるのです。
同じことは、他の食材でも言えます。
小麦であれば、エネルギー源になる以上に、
✔︎大量生産するため、品種改良を繰り返している
✔︎農薬・化学肥料を大量に必要
✔︎ポストハーベストされた状態で輸入される
✔︎製粉の段階で、漂白剤が使われる
質を見極めなければ、お金を払って毒になりかねないものを口に入れることになりますし、
お魚であれば、
✔︎抗菌剤、ホルモン剤を多用し生簀で育てている
✔︎遺伝子組み換えの魚の流通が始まっている
(今はタイ、今後フグも予定されている)
などなど..
「足りない」と栄養を足そうとする
「栄養素」の名前だけで食べ物を選ぶ
ことで、
添加物や農薬、ホルモン剤などの化学物質から
遺伝子組み替え食品のように、
誰もリスクさえも知らないものを口にする機会が増えていきます。
どの化学物質も、それぞれの耐性試験はラットで1種類ずつ。
ヒトで複数摂取した場合の結果は、誰にもわからないまま。
戦後、食事内容の変化とともに、がんやアトピー、アレルギー、子どもの発達障害が30年前と比べると比較にならないほど増えていることから考えると、「○○がいいからプラスする」という考え方だけで食事を選ぶのも、決してベターとは限らないのです。
取り入れるなら、質を気にかける
質を見るために、作られ方を確認する
のが大前提なのです。
流通を見れば、必ずいいものは適正価格で買える
「じゃあ、何を変えていけばいいの?」
と思うかもしれません♡
「何を」を
食べ物単位、栄養、値段
で選んでこられたなら、なおさらです。
私がおすすめしたいのは、ずばり!
「買う場所を変える」です♡
と言っても、
全部を自然派のお店にする
有機JASマークのついているものだけにする
と、なんでもオーガニックにするのではなく、
優先順位や予算に合わせて、買う場所を変えるんです。
買う場所、具体的には
スーパー→商店街の専門店にする!
今までスーパーでまとめ買いにしていたのを、
八百屋さん
お肉屋さん
魚屋さん
昔からあるお店、に変えていくのです。
(私は調味料は、自然派やオーガニックのショップがあればショップで買います。まとめてみられることを優先してます。)
もし、近くに商店街がない、であれば
道の駅、産直市場
や、
スーパーの中でも、野菜は産直コーナーから選ぶ
ネットショップ、宅配
というようにします。
買う場所を変えるといい理由
買う場所を変えると、良い理由は主に3つ。
①本当に旬で栄養価の高いものに出会える
②本当にいいものが適正価格で買える
③農家さん、お店に適正な利益が生まれる
それぞれシェアしていきますね♡
①本当に旬で栄養価の高いものに出会える
スーパーでは、
「流通量が安定していて、いつも同じもの」
何より、「ニーズのあるもの」を仕入れて売るのが最優先になります。
多く仕入れるから安くなる
薄利多売が、大手の鉄則だから。
旬で珍しいもの
昔ながらの野菜や魚など価値あるものでも、
「少量で商品量が確約できないもの」
「ニーズのないもの」
「少々値が張っても美味しいもの」
は仕入れる対象から外されます。
私たちが知らないうちに
私たちのニーズによって(悲)
買う場所をスーパーや手軽さだけで選ぶことで、「身体に良いもの、自然に近いもの」を知り、取り入れる機会を失いやすくなっているのです。
参考記事⏬
「この野菜、見たことないな」
というものでも、
専門店や、小さなお店なら売っていますし...
それを見つけるのが楽しかったりもします。
魚も見たことがないものでも...
商店街や専門店だと、捌き方や調理方法を丁寧に教えてくれたり、無料で捌いてくれる場合も多々あります。
②本当にいいものが適正価格で買える
オーガニックや身体に優しいもの、となると、
「高そうだな」
「毎日は続けられない」
と、思っていませんか?
ノン!No!NO!
のーーーー!!!
実は場所を変えてオーガニックや無農薬野菜を選ぶことができれば、スーパーで慣行栽培の野菜(農薬、化学肥料等を制限せずに作る栽培法)や養殖のお魚を買うより安くつくことが多いです。
スーパーや百貨店、大手の自然派ショップなどだといくつもの卸業者や市場を挟むため、中間マージンが発生しますが...
商店街にある専門店
農家から直接仕入れている八百屋さん
道の駅など
だと、
中間マージンが必要以上に発生しない分、本当に質の良いものが適正な値段で手に入ります。
私も時折、大手のスーパーにいくのですが...
同じ野菜なのに、端っこにある産直コーナーで密かに売られている野菜より、大きくて見やすい売り場にある慣行栽培の野菜の方が50円以上高いとかザラにあります(笑)
野菜の50円って、結構おっきくないですか?
(めっちゃ主婦った話ですが、毎日のことなので大事♡)
③農家さん、お店に適正な利益を生み出してもらえることの重要性
「こんなに丁寧に育ても、このニラ1束5円で卸すんよね」
かつてお世話になった農家さんの、畑での衝撃の一言。
彼の卸すニラは、スーパーでいつも見かけるパッケージのもの。
すごく丁寧に土を作り
美味しくなるタイミングを、1日もずらさず収穫
それでも、
JAなど大きな流通に載せるには、値段を下げるしかないのです。
一方、生産者さんから直接仕入れているお店だと農家さんが売って欲しい値段をつけているため
「商売を継続、発展させるために必要な経費」
を削らなくても良い形で、利益を生み出すことができます。
必要な経費を削る=私たちの食卓に上がる食べ物の質にも左右するので、必要な利益はとってもらわないとダメなんです🙅♀️
私たちが、流通を知り、買う場所を選んでいけば
適正な価格で買うことを続けていけば
結果、私たちが食べられる
本当の意味で身体に優しいものは残るのです。
(それでも、たまに行く八百屋さんで「この値段でいいんですか?」と聞くことあるくらい安いことも...「その値段が、農家さんがつけたい値段ということなので、変えようないんです」とオーナーさんが言ってたり💦😅win-winで潤ってるならいんですが笑)
直売、直売に近い形の場合、同じ値段でも中間マージンは挟まないので...
手に届きやすい値段でありながらも、質は良く、生産者さんがちゃんと継続できるお金を支払うことができるのです。
作り手、売り手、買い手
「美味しいものを、誰も、自然も傷つけずに作るために必要なお金」
をもらさずにつなげることは、
「健康につながるモノづくり」にも必須なこと。
私たち買い手側が、流通や食べ物の作られ方から意識することは、
一生、健康やなりたい自分で在り続ける
家族を守るために
とっても重要なことなのです。
今日の記事が、なりたいあなたへの近道になりますように♡
いつも「スキ」をありがとうございます
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