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飯綱町PRキャラクター”みつどん”への愛あふれる「みつどんファンクラブ」

「みつどんマルシェ」のネーミングにもなっている、飯綱町のPRキャラクター「みつどん」。このかわいらしい姿の虜になる人続出で、ファンクラブができるほどの人気ぶり。今回は、そんなみつどん…ではなく、みつどんファンクラブのすごさに迫るべく、ファンクラブお茶会にお邪魔してお話を伺いました。ファンクラブメンバーが語る、みつどんの魅力にも注目です。

地元の有志たちが立ち上げた「みつどんファンクラブ」

飯綱町のPRキャラクター、りんごの妖精「みつどん」。2015年の誕生以来、グッズはもちろんのこと、テーマ曲に踊り、さらにはLINEスタンプまで作られ、町内イベントにもひっぱりだこの人気者です。

みつどん誕生から5年を迎えようとする2020年9月、ファン待望の「みつどんファンクラブ」が発足しました。ご当地キャラクターを盛り上げようと、行政主導でファンクラブが立ち上がるのはよくある話。みつどんファンクラブの何がすごいかって、みつどんを愛する地元の有志たちが、自らファンクラブを立ち上げたのです。

写真左から 荒井亜由美さんと荒井さんのお子さんたち、西林薫さん、玉井麻莉さん

メンバーは、関係者を含めて総勢約20名。ファンクラブの活動内容は、みつどんを愛でたり、グッズやLINEスタンプの案を出し合い役場に持って行ったり、イケてるグッズ品評会をしたり、さらにはイベント開催も。西林さんと飯綱町コミュニティスペースZQ(ズク)管理人さんの呼びかけで、ミーティングや交流会が行われています。

家庭や仕事がある中での活動。「みんながそれぞれ、得意分野やできることを頑張って活動しています」というその言葉通り、無理なく楽しめるよう、すべての活動が自由参加です。

「みつどんファンクラブ」初のイベント開催

ファンクラブ発足から1年。2021年9月、遂にみつどんファンクラブ初のイベントが開催されました。このイベントは、みつどんを撮影して、Instagramに投稿or ZQに持ち込むと、先着でみつどんオリジナルグッズがもらえるというもの。みつどんの魅力を広めようと、「飯綱町まちづくり活動支援事業」の補助金を活用して実施されました。

イベント当日は、たくさんの来場者で大賑わい。景品のひとつ、20個用意していたマグカップは、あっという間になくなってしまったそうです。

「おじいちゃんが飯綱町の風景とみつどんを写した写真を現像して持ってきてくれたり、おばあちゃんがみつどん飴をりんごの形に並べた写真を撮ってきてくれたり。めちゃくちゃみつどん好きでしょ、という方がいっぱいいることを発見できてうれしかったです。」

オリジナルグッズのマグカップと一筆箋がとってもかわいい!イベントの企画から運営、オリジナルグッズ作成や補助金申請まで、大変だったに違いありません。

「プレゼントのオリジナルグッズをマグカップと一筆箋にすると決めて、デザインして、役場に許可をとり、発注して。イベントをやるならチラシを作らなきゃ、とか。子どもたちを寝かしつけた後、21時頃からオンラインで話し合いを重ねました。けっこうパワー使いましたね。いい思い出です。」

「そこまでできる原動力とは」と思わず聞いてしまった筆者に「みつどんが好きだから」と即答の西林さん。すると、「みつどんが好きな西林さんがいるから」と荒井さんと玉井さん。

ファンクラブメンバーが語るみつどんの魅力

お家にもみつどんグッズがたくさん。みつどんが大好きな皆さんに、みつどんの魅力を語っていただきました。

西林さん「頭の大きさとしっぽ、顔の雑さ、そしてあの素朴なところですよね。」

玉井さん「不思議だけど、毎日見ているとかわいいと感じてくるんです。」

荒井さん「簡単に絵が描けるところ。子どもたちに『なんでそんなに上手なの?』と聞かれるので、『大好きだからだよ』って答えるんです。」

ふと隣で遊んでいる子どもたちを見ると、みつどん&りんごの木を描いているではありませんか。りんごの木とセットになっているのがさすが。子どもたちもみつどんが大好き。

ファンクラブ入会条件はみつどん愛

今回お話を伺ったのは、みつどんへの深い愛でファンクラブを引っ張る西林さん、役場からの依頼でみつどん手づくりグッズも手掛ける荒井さん、ミーティングの仕切りや議事録作成などバリバリ仕事をこなす玉井さん。

この日のお茶会中も、「こんなみつどんがあったらいいよね、こうしたらもっとよくなるんじゃないかな」など意見が飛び交っていました。ときには、辛口コメントが飛び出すことも。これもすべてみつどん愛ゆえなのです。

今後のイベント開催は、状況やモチベーション次第とのこと。みつどんファンクラブの最新情報は、ZQのFacebookをチェックしてくださいね。ちなみに、みつどんファンクラブの入会条件は“みつどんへの愛があること“だそうです。

「かわいいみつどんに会いに飯綱町に来てください。」

(おまけ)皆さんのお好きなりんごを教えてください

荒井さん「りんご農家だから、昔はりんごが好きじゃなかったんです。大人になってから食べるようになって、今ではどの品種のりんごも好きですね。」

玉井さん「すわっこです。しっかり赤くて、蜜がいっぱい入っていて美味しいです。」

西林さん「移住者の好奇心で、見たことがない品種があったらとりあえず食べてみます。アップルパイ講座で習った、ふじの煮りんごに生のグラニースミスの角切りをのせたパイはめちゃくちゃ美味しかったですね。グラニースミスのすっぱさとホロっとくずれる果肉の食感がいいんですよ。」

■飯綱町公式オンラインショップ「みつどんマルシェ」ECサイトはこちら


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