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体の声に耳を傾けてみる

妊娠して8ヶ月

なんともいえない体の変化から
つわりが始まり
食べれない日々
においと天気にびっくりするくらい左右された

初めての胎動
お腹が大きくなり始め

近所から聞こえてくる赤ちゃんの泣き声がとても愛おしい

安定期に入ってもなかなか安定しない体調

お腹の成長とともに
貧血になり、腰は痛くなり

それでも、どんどん胎動は力強く
その力強さに、命の不思議を感じる

いつの間にか新しい命とともに8ヶ月過ごしてきた

たぶん人生の中で
こんなにも自分の体と向き合わされ、大切にしようと思ったのは初めて

職業柄か、心、感情から自分の声を感じることがあっても、体の声を感じることはあまりなかったように思う

頭痛があっても、お腹の調子が悪くてもなんとなくやり過ごせてしまう

今は全然無理できない

無理したら、全力で体がストップをかけてくれる

妊娠していなくても、きっと体はいろんなサインを
声をあげてくれていたんだと思う

聞いていないのはおもしろいことにつながっているはずの自分自身だった

私は自分の体をあまり肯定的に見れなかったけど
この命を育む過程で
初めて自分の体を良し!ステキ!と思わせてくれる体験で

もちろん、子どもを産まない選択や産めないこと男性を否定する気持ちは
まったくなく、あくまで主観として

どんな最先端の医療も化学にもまだない
オリジナルの命を1から育める生き物ってすごいし、私もその営みの一部であることを誇らしく思える

そんなことを強く感じた妊娠8ヶ月
今後どんなことを感じていくのだろう
今しか感じられないこの体と心を感じるままにまた書きたい

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