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大学院留学、いつ行くか?


タイトル通り、「大学院留学、いつ行くのが正解なのかな?」

こんな質問をよく投げかけられるし、私も留学する前自問自答しました。

結論、正解なんて誰にも判断はつけられないし、あとで自分が正解にしていくしかないと思います。

ちなみに私は学卒後すぐに行くことにしました。
理由は新たに環境と開発について勉強したい気持ちがあったのと、就活がピンとこなかったから。長年長期留学に憧れていたのもあります。
それと当時国際機関での勤務をキャリア構築で考えていたのですが、国連に勤めていた教授に相談したところ、行くなら早く行って修士号取っといたほうがいいよ。とのアドバイスをもらい、後押しになりました。

費用、どうしよ?

多くの方が費用問題で渡航時期を悩まれていると思います。
円安ポンド高の中で学費と生活費は高騰していく一方で、23/24→24/25 yearで計算してみたら一年伸ばすだけで50万円から100万円ほど上がっていました。
もちろん生活費を切り詰めて、部屋を妥協して安いルームシェアとかにしたり、アルバイトを掛け持ちしたりすれば出費は抑えれるんだろうけど。。

一年間イギリス南部で留学生をしてみた経験からいうと、食費の切り詰めはメンタルに直に来るからおすすめしません。初期に安めのスーパー(リドル、アズダ)などで節約して、おいしくもないお肉を食べていたらメンタルが下降傾向になりましたTT そして、周りの体験談込みで言いますが、部屋はあまり妥協してはいけません・・! 特に女性の方。mix gender flatだと風呂やキッチン共有のため、一人トラブルがあって転居を余儀なくされた人を知っています。私はen-suiteという部屋にシャワールームとトイレがついていたため、キッチンだけの共有で済みましたが、、、それでも若干ストレスはあったかな。寂しくはなかったけれど、東京で長いこと一人暮らししていたため、シェア文化に慣れるのが大変でした。

私は運良く奨学金をいただくことができたので、全体的にそこまで切り詰める生活をする必要に迫られることはなく、無事コースを修了することができたので本当にありがたかったなと感じています。
奨学金が受かったタイミングで渡航を決めるのもいいかもしれませんね。

あと、コースが一年後存在しているかわからないといった話も聞いたことがあります。日本だとあまりそんな話は聞いたことがありませんが・・・突如としてHPから削除されることもあるみたいなので、狙っているコースがある方は気をつけてくださいね。

大学院留学をいつ行くか・・・の話に戻りますが、選択肢としては大きく分けて二つあるかと思います。

① 学卒後、新卒カードを持って行く
② 新卒で就職して何年か社会人経験を積んで行く

私の行った開発系大学院のコースは実務経験が必要ではなかったため、若い年齢層のコースメイトが多かったです。コース開始時点で一番若くて22歳(イギリスの大学を出たイギリス人とブルガリア人、インドの大学を出たインド人)、23歳の私、24歳、26歳、27歳、34歳、、上の方で40過ぎだったと思います。驚くことに、赤ちゃん連れで来てる人もいました。それが結構アフリカ系だと多いのです。。仲良いキルギスタンから来たコースメイトも、シングルマザーで小学一年生の子どもを連れてきていて、タイムマネジメントどないなってるん、、って会うたびリスペクトしていたのを覚えています。

🔽一年間の実体験をもとに①と②のメリット・デメリットを考察してみました

新卒で行く場合


メリット

  1. 体力があるうちに一年間終えられる

  2. 一年間で得た経験をその後の長い人生で活かせるチャンスが多い

  3. 早期にネットワーキングができる

デメリット

  1. 就労経験がないため、授業のディスカッションや課題を取り組む上で、ナレッジが乏しい

  2. 留学資金を自分で完全には用意できない

  3. コネがない限りイギリス国内での就活は厳しい

社会人留学の場合


メリット

  1. 就労経験をもとに課題やディスカッションに取り組める

  2. 貯蓄をして自分の資金で行くことが可能

  3. 卒業後すぐにイギリス国内で雇ってもらえる可能性

デメリット

  1. 扶養家族連れて来れない(2024年から政府による禁止措置)

  2. 体力や記憶力下降問題

  3. 子ども・介護問題

ざっとこんな感じでしょうか。私は①のパターンで留学したため、②は周りのコースメイトや過去に進学した方の話によるものですが、参考になれば嬉しいです。

メリットデメリットまとめてみましたが、結局は自分が行きたいと強く思った時が行くタイミングだと思ってます。

では!