大数の法則の錯誤について
ゆっけです。
10万年ぶりほどにテレビをつけたら、お笑いのヒロシさんがキャンプについて真面目に語ってました。時代はかわりますにゃ。
大数の法則について書きますね。
確率の収束という言葉と一緒に使われることが多いですね。厳密に言えば二つに違いはあるけれど、双方ある一定の値(確率)に向かうといった性質があります。
コインを一回投げて表が出たのなら、その時点で100%:0%(表:裏)ですが、無限回試行したのなら、その値は限りなく50%:50%に近づきます。
周知ですね。前置きが長く失礼しました。
本題です。
上記、限りなく50%に近づくとは言いましたが、実際の裏と表の回数の差が縮まるわけではありません。
その時以降の結果により、今ある差が気にならなくなる程微差になるということです。
ルーレットならば100回試行した結果20回赤黒の差がでればその差は大きいですが、追加で10000回試行して1/2が続いたのならその差は20回のままです。誤差範囲ですね。
確率の収束もそうですが、大数の法則は『今ある結果を覆すものではない』ことを理解していただければと思います。
今日の運が最悪やったからって、以後の日でその結果を覆す、穴埋めするようなものではありません。
今日の負け(確率のズレ)は一生埋まらない損失やと思って下さい。
逆に今日(確率を覆して)勝ったのならば、それは永久的に保障された利益となります。
一言でいうならば、現在の結果は未来に影響しないということですね。
メンタルコントロールの一つとして覚えておくと何処かで役に立つことがあるかもしれません。
長文駄文失礼しました。
以上、今後ともよろしくお願いします。