彼女と別れて気づいたこと〜結婚への過剰意識で気づかないうちに距離を取っていた〜

彼女と先日、別れた。

付き合っていたのは一瞬。


出会いは、マッチングアプリだった。

1回目にお茶したときから、価値観や話は合った。

2回目で深めの話をしても、自然体で一緒にいられた。

3回目で告白して付き合うことに。

そして4回目の初デートで、お互いに違和感を感じて、別れることに。


「好き」という気持ちよりも、

「性格が合うか」
「価値観が合うか」

に意識を取られていたと思う。

彼女と別れ話をしているときも、お互いに「やっぱり気持ちって大事だね」という話をした。


彼女の背後に、「結婚」という大きなものがそびえ立っているような感覚だったと思う。

その感覚は自分では気づいておらず、無意識のものだった。


相手は30歳。

初めて会ったときに、結婚願望があること、2〜3年以内にできれば結婚したいことを聞いていた。

次のお付き合いでも、できれば結婚を見据えた付き合いをしたい、ということも話してくれていた。

結婚をするのであれば、付き合って1年位では、お互いに判断したいということも、言われていた。


もちろん結婚は付き合ってから、うまく行けばの話。

ただ、やはり知らないうちに俺は構えていた。

自分では構えたりせず、自然体でいるつもりだった。

しかし、やはりたじろいでおり、ビビっていたように思う。


「え、もしこのまま付き合って、いい感じだったら1年後くらいにはプロポーズしないといけないってことになるよな?」

「となると、時間ってそんなに無いよな。1年ってあっという間だし。。」

「一緒に生活できるの?え、どんな感じなの?」


と、不安を知らないうちに感じていたのだろう。

恋人と付き合うのは久しぶりのこと。

そのことも相まって考えすぎたり、構えたり、距離感をうまくとれていなかったこともあったと思う。


気づかないうちに、結婚がひかえたお付き合いに構えていた。

そして知らないうちに距離を取っていた。


「好き」という気持ちを感じる前に、価値観や性格に目が行き過ぎていた。

優先度を間違っていた。

頭では「好き」という感情が、一番大切だと思っているつもりだった。

しかし一方で、好きだけでは一緒にいることは難しいとも思っていた。


結婚した友人の話を聞いたりしていても、「好き」と「生活」は別だろうと思っていたから。

ただ今回は、結婚を過剰意識してしまい、自分の「好き」という気持ちをないがしろにしていたように思う。


心理的に距離をとっていたから、会話の内容もどこか淡白で、一緒に歩くときも少し離れて歩いていたと思う。無意識に。


付き合うことになって初めて会ったデート(会うのは4回目)で、

「なんか、友達みたいな感じやな」
「なんか、お互いに好きという気持ちがなくなった夫婦が一緒に過ごすときって、こんな感じなのかな」

ということを思った。

また、まだセックスをしていなかったが、それでも

「セックスレスになったカップルや夫婦って、このような感覚になるのかも。もしそうだとしたら、お互いに異性として好きという感覚がなくなった後に、夫婦として一緒に居続けるって、想像よりもとても大変かもしれない」

というようなことを思った。

▼今回の学び

①結婚という長期的な関係でも、まずいちばん大切なことは「好き」という気持ち。それがないと、一緒にい続けることは難しいから。

②異性として見るということは、端的に言うと、触れたいという気持ちがあるということ※。
※愛情のない、性的快楽や興奮による触れたいという衝動は除く。

それがなければ、異性でもただの友達だから。

セックスレスについて真剣に考えたことはなかったが、セックスレスの問題の大きさを間接的に感じた。
セックスレスということは、異性とし見れていないということであり、その状態では一緒に居続けることは非常に難しい可能性があるから。

▼次回以降にどう活かすか

「結婚を意識しすぎず、とりあえず付き合ってみる」こと。

まずは、付き合ってみないとわからないから。

相手の時間を無駄に奪ったり、真剣に向き合わないことは論外。

しかし、自分の気持ちを大切にすることは重要。

それは結局、お互いのためにもなる。

以下の状態で、結婚したり、一緒に居続けて幸せな状態は【A】のみ。

【A】相手:好き、自分:好き
【B】相手:好きじゃない、自分:好き
【C】相手:好き、自分:好きじゃない
【D】相手:好きじゃない、自分:好きじゃない

そうなると、自分の気持と相手の気持ちは、両方とも同じレベルで大切になる。

自分に好きだという想いが無いのに、相手が自分を好きだからと言って付き合い続けるのは、優しさではない。

状況にもよるが、残酷な行為だと思う。

生殺しのようだ。

逆もしかり。


次付き合うときは、まずは「好き」という自分の気持ちや感覚を大切にして、「とりあえず付き合って」みようと思う。

遊びでつき合うということではなく、相手に魅力を感じたら、一緒に過ごしてみて、気持ちを大切にして関係性を築くイメージ。

今の自分にとって、結婚を意識すぎることは、相手との関係性においても悪影響があると思うから。

とても良い学びを得た。

無駄な経験など一つもない。

今日が人生で一番若い日。

この経験を活かし、もっと素敵な方と、素敵な関係を築けるような自分になる!



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