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人生の負け組回避のための開業

スポーツトレーナーは負け組なのか

こんにちは!
パーソナルトレーニングジム開業を目指すMITSU THE FITです。
今回も記事をご覧いただきありがとうございます!

かなり間が空いてしまいましたが、開業については商工会議所や家族・同業の友人など周囲の人達に頼りまくっているおかげで何とか前進できています。

物件取得、資金調達、内装工事などなど今後もやることは山積みですが、少しずつ具体性を帯びてきたのであとはトライするのみです。

色々と大変ですが自分で決めたことに責任を持てる環境に感謝しています。

これらの事はまだ進行中なので目処がついたら再度記事にしていきたいと考えています!

さて今回はこの記事をみて自分の勝敗がどんなもんかと考えてみました。

金がない40代は負けゲー確定

松井さんの記事内では年代別の成功条件が書かれています(詳しくは松井さんの記事をご覧ください)

私は現在、30代中盤なのですが、10代は足も遅くなく・20代もノリが良く人付き合いも良かったので、どちらかといえば勝てていたのかと思います。

高校時代はかろうじてスポーツで全国大会に出場することができたこともあり、勝つことができたと勝手に思っています。

県内でも割とスポーツ校だったので結果を出すことが周囲から認められる基準の一つでした。

しかし、未来に訪れる40代はお金が無いとこのままでは確実に負けると思います。

その理由として医療系国家資格保有者とスポーツトレーナーという職業の年収から見れば一目瞭然です。

コンサルタント(経営戦略)|約1332万(1位)
マッサージ師・柔道整復師・鍼師・灸師|488万(221位)
スポーツインストラクター・トレーナー|444万(278位)

https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/income/ranking/01/#ranking


ちなみに最下位(322位)の理容師・美容師は347万でした。
数字でみるとほぼ3〜4倍も違うので愕然としてしまいます。

令和5年の日本男性の平均給与が男性569万円になっているのでソースは違えど明らかに平均以下です。

スポーツトレーナーは大体現役時代にスポーツをバリバリやっていて、その時の怪我でお世話になった経験から、自分も目指したいと思ってトレーナーの道に進むことがほとんどです。

令和5年の日本男性の平均給与が男性569万円になっているので平均以下ですね。

なので普通にこのままいけば経済的に完全な負け組です。

私もこれはヤバいぞと思い30代前半から開業をしなくては、お先真っ暗だとうっすら自覚していましたがいよいよ現実味を帯びてきました。

不健康な日本人を救え

しかし、今朝の新聞ではこんな記事が掲載されていました。

筋肉や骨、関節などの運動器の衰えによって移動機能が低下した状態のことを指すロコモ。国内の40歳代以上のロコモ人口は4660万人と推計され、高血圧や糖尿病(疑い含む)の有病者数(それぞれ4300万人、2000万人)を上回るとも言われている。

日本経済新聞|「ロコモ」進行に4つの兆候 運動機能低下で学会調査より

日本人口の40歳以上が約7600万人と言われていますから、この約60%がロコモというのはかなりヤバい数字です。

同年代の体型を見渡しても、ぽっちゃり・スリム・マッチョの比率をみると、下っ腹がでたぽっちゃりが続々と増えて、スリムな人は減り続け、マッチョなんてほぼいません。


日本整形外科学会より

これらの運動すら日常的にできていない人けっこういるのではないでしょうか?


一方で、これは体づくりや健康指導を生業とする、我々トレーナーにもチャンスは十分にあると思っています。

トレーナー界の闇

スポーツトレーナーというと日本代表やプロのトップアスリートを指導するバリバリと活躍するカッコイイトレーナーが大人気です。(専門学校などが現実よりも理想のイメージを作り出しているのも事実です)

でもトップアスリートに携われるトレーナーは本当に一握りです。
寝る間も惜しんで、低賃金でボランティア扱いでプライベートも犠牲にして勉強・努力できる人しか不可能です。

しかし、プライベートを犠牲にしまくった結果、婚期を逃し趣味もなく、ただ一人スポーツ現場にいくことが生きがいとなってします。

これは少なく無い話です。

そんな私は数少ないアスリートよりも、一般市民の健康を支えようと思い、ボディメイクよりも、根本的な体力や運動機能を改善するトレーニングジムを開業をしようと決意しました。

過去の自分の運動能力や体力を少しでも取り戻してもらいたい。
欲をいえばさらに成長してもらいたい。

ロコモで不健康な働き盛りの一般市民のヘルスケアをサポートすることで日本全体を支えていきたいという思いがあります。

スポーツトレーナーを目指す若者は体力もあって勉強熱心で、とても真面目な人たちがたくさんいます。

その力を社会全体を見まわして、必要とする人たちに届けられたら今よりは市民権は得られるのではないでしょうか。

現在、事業計画書を作成して収益の見込みを作成していますが、社員で働くよりも売り上げの見込みはあります。あくまでも見込みですが、自分を信じてクソみたいに働いて売上げを上げていくしかありません。

もし私のようにトレーナーや医療関連の資格をもって金銭的な不安を持っているなら、外に踏み出してチャレンジする価値を実証したい。

そうやって、少しでも男として勝てる人生を歩んでいきたい。

そんなこと考えて記事にしてみました。

さてさてそんな今日は物件の内見です。どんな物件なのか見るのが楽しみです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

ー編集後記ー

再来週に控えたフルマラソンの練習が佳境を迎えて、肉体的に疲労が溜まってきました。

しかし先日、友人達とリレーの大会で走った国立競技場での経験はとても良い時間でした。

これからもずっと体を動かして体現できるトレーナーでいようと思います。

国立競技場から


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